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- 「優勝は考えない。納得のゴルフを」“黄金世代”の高橋彩華がツアー初Vへ
ツアー未勝利の高橋彩華が5バーディー、ノーボギーの「67」で回り、通算7アンダーの3位タイに浮上した。ツアー初優勝に向けては、「自分の納得できるゴルフができれば」とあくまでも冷静だ。 ◆国内女子プロゴルフ<ニッポンハムレディスクラシック 3日目◇10日◇北海道・桂ゴルフ倶楽部 6763ヤード・パー72>
今年4度目の最終日・最終組 同郷の先輩との優勝争い
“黄金世代”で未勝利の高橋彩華が、悲願の初優勝に向けてグイっと順位を上げてきた。
前半は3番、4番を連続バーディー、後半も10番パー5の3打目を1メートルにつけて難なくバーディーを奪取。14番、15番でも連続バーディーとし、「67」で通算7アンダーの3位タイで3日目を終えた。
「ほぼ100点なのかという内容。今週はショットが良くなくて、アプローチをする機会が多かったです。アプローチと長めのパットが入ってくれました。それにノーボギーは、自分の中でとてもよかったです」と笑顔を見せる。
しかし、高橋はこれまで何度も初優勝という分厚い壁に阻まれてきた。2021年に入ってからは、今回が4度目の最終日最終組となる。
「優勝は考えないで、納得のゴルフができればいい」
明日の最終日はトップの若林舞衣子と4打を追う展開。ちなみに若林とは同じ新潟出身で、同郷の先輩でもある。
「接点はあまりないのですが、ジュニアのときにヨネックスレディスのジュニアレッスンで、2年連続して舞衣子さんに教えてもらいました」と意外なところでの関係について教えてくれた。
昨シーズン(2019年)は賞金ランキング19位で初シードを獲得。今季は同17位でほぼシード当確となっている。ツアー初優勝は悲願だ。しかも、優勝すれば“黄金世代”では10人目の節目となる。
「自分が10人目になれたらいいですけれど…。結果がよければいいという感じです」
その言葉は控え目だが、心の中では虎視眈々と初優勝を狙っているはずだ。
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