勢いのある若手に注目が集まるが、相性のいい有村智恵にも期待【今週、スタンレーレディス】

今季好調の面々が、富士の裾野に集結する。月曜日まで延びた日本女子オープンの余韻も冷めやらぬうちに、国内女子ツアー、スタンレーレディスが8日、東名カントリークラブ(静岡県)で幕を開ける。

無観客ではもったいないほどの注目組が盛りだくさん

◆国内女子ツアー<スタンレーレディス 10月8~10日 東名カントリークラブ(静岡県) 6592ヤード・パー72>

 初日、一番の注目は午前10時20分スタートのディフェンディングチャンピオン・稲見萌寧の組。6打差圧勝で日本女子オープンを制したばかりの勝みなみ、同大会では最終日に力尽きたが、その前に2週連続優勝している好調の西村優菜が一緒にプレーするからだ。

ディフェンディングチャンピオンとして大会に臨む稲見萌音 写真:Getty Images

 2019年にツアー初優勝した稲見は、昨年のこの大会が2勝目。これで自信をつけて、年が明けてから破竹の勢いで優勝を重ねた。東京オリンピックでは銀メダルまで獲得して、現在、シーズン8勝。シーズンの2ケタ勝利を掲げてはばからないだけに、連覇で目標に王手をかけたいところだ。

 無観客なのが残念なほど、ほかにも目の離せない組み合わせがある。稲見たちの1組前、10時10分にスタートするのは、稲見と激しい賞金女王争いを繰り広げている小祝さくら、未勝利ながら日本女子オープンも含めて優勝争いに多く顔を出している西郷真央、昨年公式戦2勝の原英莉花。

 さらに10時30分には、3試合連続トップ10入りと復調気配の19年全英女子オープン覇者、渋野日向子がいる。シーズン4勝の古江彩佳、2勝の吉田優利と、勢いのある2人とのプレーが、どんな相乗効果を生むか楽しみだ。

 天候が不安定な季節とあって、19年は27ホール、20年は36ホールと競技短縮が2年続いている。天気予報はまずまずな今年は、54ホールをしっかりと行えそうだ。

アルバトロスとホールインワンを同日達成した有村智恵に期待

 大会は、1980年に埼玉アサヒカントリークラブで第1回が行われ、吉川なよ子が優勝している。翌81年の第2回の開催コースは、廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部となっているが、実は名称が変わっただけで同じコースだ。優勝者は前年2位だった岡本綾子。以来、93年の第14回大会まで同コースが舞台となり、吉川が最多の4勝を挙げている。

開催コースの東名CCとは好相性の有村智恵 写真:Getty Images

 スタンレーレディスとしては、この後、しばらく開催されていなかったが、2003年に東名CCにコースを移して再開。第15回大会として復活している。それ以降、今年の第32回大会まで東名で激戦が続いている。

 東名CC開催最初の2年は、不動裕理が連覇している。ファンに鮮烈な記憶を残したのは、11年の有村智恵だろう。初日に8番パー5の2打目をカップインさせるアルバトロスを決めると、16番パー3ではホールインワン。アルバトロスとホールインワンの同日達成は女子世界初の快挙だった。

 有村は、この勢いに乗って09年に続く大会2勝目。翌年も勝って通算3勝と大会との相性は抜群だ。今年は、18年以来のツアー15勝目を狙っている。有村以外には、アン・ソンジュが10、14,18年と3勝しているが、今年は産休中とあって出場しない。

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