飛ばしの秘訣は「砲丸投げ」!? 渋野日向子よりも飛ばした “剛腕アマ”佐藤心結に期待

明秀学園日立高校(茨城県)3年の佐藤心結(さとう・みゆ)がプレーオフで敗れ、国内女子ツアー史上8人目のアマチュア優勝を逃した。優勝によるプロテスト免除は得られなかったが、12日からのプロテスト2次予選へ気持ちを切り替えていた。

惜しくも史上8人目のアマチュア優勝は達成できず

◆国内女子プロゴルフ<スタンレーレディスゴルフトーナメント 10月8~10日 東名カントリークラブ(静岡県) 6592ヤード・パー72>

 明秀学園日立高校3年の佐藤心結(さとう・みゆ)は、最終日を首位からスタートして4バーディー、2ボギーの70でラウンド、通算10アンダーでホールアウトした。

 その後行われた渋野日向子、木村彩子、ペ・ソンウとの4人のプレーオフでは、2ホール目に決着がついた。

優勝はできなかったが多くのゴルフファンを魅了した佐藤心結(写真右) 写真:Getty Images

 佐藤の精度の高い第3打目はピンの中段を直撃、ボールはカップから遠ざかってしまった。4メートルのバーディーパットを外すと、渋野がバーディー奪って優勝。国内女子ツアー史上8人目のアマチュア優勝とはならなかった。

 あと一歩のところで優勝を逃した佐藤。周囲からのねぎらいに涙がとめどなくあふれ出た。

「プレーオフで負けてしまったしまってすごく悔しいけども、たくさんの有名なプロの方と一緒に、プレーオフができるところまで、この3日間できたことが、自分としては出来すぎなんじゃないかと思います」

 アマチュアとして堂々と最終日まで優勝争いを演じた佐藤。その強さの背景にプロ顔負けの“飛距離”にある。

 今大会、3日間トータルのドライビングディスタンスは260.000ヤードで堂々の1位。2位渋野(259.667ヤード)、3位穴井詩(256.333)らをも凌駕するパワーは、プロツアーでも十分に戦えることを証明した。

近い将来 ツアーの中心選手になるポテンシャル

 中学時代は3年間、陸上部に所属した。「ゴルフに生かす」と始めた種目は砲丸投げで、神奈川県の地区大会で優勝したこともあるほど。幼少期から身体能力が高く、小学生時代はサッカーや野球も経験。中学の陸上部では走り込みも行うので、下半身の強化にもつながった。

平均260ヤードを飛ばし、スタンレーレディスを盛り上げた佐藤心結 写真:Getty Images

 次の目標はプロテスト合格。さっそく12日から2次予選が始まるため、すでに気持ちを切り替えている。

「今の状態はいい方なので、このまま12日からの2次予選に向けてしっかり気持ちを切り替えていきたい。まずは2次予選を通過して、最終プロテストまで進み、合格できるように今から準備したいと思います」

 女子ゴルフ界に爪痕を残した佐藤。近い将来、プロのトーナメントで“佐藤心結”の名を見る日がきっと訪れるに違いない。

女子ツアーの「ドライビングディスタンス5傑」(10月11日現在)をチェックする

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