ホストプロ石川遼が出ないカシオワールドだが“ダンゴ状態”の賞金王争いは熱盛!

今週の国内男子プロゴルフはカシオワールドオープン。ホストプロの石川遼が“自主隔離破り”で出場停止中なのは寂しい限りだが、賞金王争いは実は女子よりも“熱盛”な展開。先週のダンロップフェニックス優勝で賞金ランキング首位に躍り出たチャン・キムを軸に熱く盛り上がる!

4位の星野陸也まで一発逆転が可能な金額差

◆国内男子プロゴルフ<カシオワールドオープン 11月25~28日 Kochi黒潮カントリークラブ(高知県) 7335ヤード・パー72>

 男子の賞金王争いも佳境に入っている。シーズンは、25日開幕のカシオワールドオープンを含めてあと2試合。だが、賞金ランキング上位の順位が、ここへきてクルクルと変わっている混戦状態だ。

ダンロップフェニックスに優勝し、手荒い祝福を受けるチャン・キム 写真:JGTOimages

 2週前の三井住友VISA太平洋マスターズ前までは首位に木下稜介がいたが、終了後には、金谷拓実が逆転首位に躍り出た。先週のダンロップフェニックスでは、木下とチャン・キムが優勝争い。最終日を首位で迎えた木下がキムに逆転負けして2位に終わり、ランキングでは2位のまま。代わりに、キムが首位に躍り出た。金谷は31位タイに終わり、ランキングは3位に転落した。星野陸也が4位となった。

 キムと木下の差は約1180万円。キムと星野の差でも約2420万円しかない。まだまだ予断を許さない戦いが続く。

 キムは、2017年にも残り5試合で賞金ランキング首位に立っていたが、腰痛がひどく2試合を棄権するなど不本意な終盤となり、ランキング3位でシーズンを終えている。今年6月から、決めた時間以外は食事をしないダイエットを開始して12キロの減量に成功。体調万全で初のタイトルにターゲットを絞っているだけに、あなどれない。

 誰が取っても初めてのタイトルとなる賞金王争いの舞台となるカシオワールドは、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止。2年ぶり開催の今年は、40回記念大会として上限5000人の観客を入れて行われる。

 舞台となるKochi黒潮CCは、太平洋を一望できる雄大なコース。ただ、その分、風が吹くと難易度は増し、勝負の行方も賞金王タイトルの行方も左右することになる。

 ただ一つ残念なのは、主催のカシオ計算機所属の石川遼が出場しないこと。米下部ツアーQT出場後、帰国して14日間の自主隔離期間中の他人との接触や飲食の同席などが明らかになり、1カ月間の出場停止をツアーから受けてしまったからだ。大会はまさしくこの1カ月間にかかるため、ホストとしての務めを果たせないことになってしまっている。

 次週の最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップは、シーズンの優勝者など30人しか出られない限られたフィールド。今週のカシオワールドは賞金ランキング65位までのシード権争いの正念場でもある大会だけに、初日から緊張感が漂う。

【写真】15キロ痩せたチャン・キムの“劇的ビフォー・アフター”を見る

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