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- 元賞金女王・上田桃子「メジャーを獲れていないことで、がんばっていられる部分もある」
Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントが今季国内初戦となる上田桃子。前日会見で、まだ手にいれたことがない国内メジャータイトル獲得へのプラン作りを口にした。その真意とは?
「メジャー獲得へのプラン作りを本格的に」
2019年に開催された同大会覇者の上田桃子が、今季国内初戦を迎える。2週前の米女子ツアー、HSBC女子世界選手権で13位に入り、帰国後に迎える日本での試合だ。
「シンガポールでの試合も開幕するという感じでもなく、日本では今週が初戦ですけれど開幕戦という感じではありません」
すでに実戦をスタートさせていることもあり、体は温まっている様子。
そんな上田が今季、どこに目標を置いているのかについて聞かれ、国内メジャータイトル獲得へのこだわりを口にした。
「毎年、メジャー勝ちたいなと思っていても、あと少しってところで勝てなくて、自分がメジャーに勝つためだけに準備をして挑んでいるのかなと思った時に、38試合中の4試合なので、他の試合にベストを尽くせるようにって準備している分、取り組み方を変えてきたつもりはなかったのですが、本当に欲しいタイトルなのであれば、そこに対するプラン作りから本格的にやって、挑戦するっていうのも一つの楽しみだと思ったのでそこに目標を置いたという感じです」
「若いうちに勝てたよりも喜びが倍増するんじゃないか」
上田は07年の賞金女王でもあるが、過去一度もメジャーで優勝したことがない。2位は昨年の日本女子オープンなど3回あるが、あと一歩のところで手が届かずにいる。
「これだけゴルフを長くやって勝てずにいるというのは、ある意味、自分にとってまだまだ課題ややらなきゃいけないことを発見させてくれている部分もあるのかなと思っています。メジャーを獲れていないことで、がんばっていられる部分もある。逆にそこに取り組んで勝てたときには、たまたま勝てたというか、若いうちに勝てたよりもすごく獲りにいって、獲れた時のほうが、喜びが倍増するんじゃないかなと思っています。だからこそ自分でしっかり準備して勝ちに行くための挑戦をしたい」
35歳にして意欲に溢れる上田。勝つための準備と試行錯誤も怠らない。オフには狙った場所をミスなく正確に捉えるため、元々ドローヒッターだったが「球筋をほぼストレートに変えた」。
まずは今大会をメジャー優勝への道のりへの足がかりにできるか注目だ。
上田桃子(うえだ・ももこ)
1986年6月15日生まれ、熊本県出身。2005年にプロテストに合格し、ツアー本格参戦2年目の2007年に早くも賞金女王に。翌年からは米ツアーに参戦した。14年から日本ツアーに復帰し、昨年のパナソニックオープンレディースまで日本ツアー通算15勝を挙げている。ZOZO所属。
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