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- 怒涛の8アンダー!! 今季3勝目に向けて山下美夢有が首位発進
アースモンダミンカップ初日、今季2勝を挙げている山下美夢有が9バーディー1ボギーの8アンダーで単独首位発進を果たした。
8アンダーの大会コースレコードタイをマーク
山下美夢有の勢いが止まらない。
国内女子ツアー最高の賞金総額3億円(優勝5400万円)大会、アースモンダミンカップは、23日、千葉・カメリアヒルズCCで開幕。
12時55分に最終組の1つ前でスタートした山下は、2番パー4で奥から8メートルのバーディーパットを沈めると、4番パー3でも11メートルを決めて波に乗る。5番、7番、8番、9番とバーディーを重ね、6アンダー「30」で折り返した。
10番パー4でも手前から6メートルを沈めて4連続バーディー。7アンダーで単独首位に立つ。11番パー4でティーショットをバンカーに入れて、この日唯一のボギーを叩いたが、13番パー3、17番パー4とさらに2つのバーディーを奪って8アンダー64。大会コースレコードタイで、稲見萌寧に1打差の単独首位に立った。
「ホントに難しいコースなので、プレーする前からどう攻めて行こうかと考えてたんですけど、終わってみれば8個もバーディーが取れました。ショットが安定していたからですね」と笑顔で振り返った1日。
64は優勝したワールドレディスサロンパスカップ初日と同じ自己ベストとあって「(自己ベスト更新の)9アンダーで終わりたいな、という気持ちはあったけど、なかなかうまくいかなくて」と貪欲なところを見せた。
ワールドレディスサロンパスカップ、宮里藍サントリーレディスと、今季の優勝はいずれも実力の差が出る4日間大会。今季からツアーで賞金以上に重要視されるようになったメルセデスランキングのポイント配分も、3日間大会に比べて大きい。
多くの選手が目の色を変えてくる中で結果を出している山下が、今大会で本命視されるのも自然な流れだ。
全米女子オープンは出場権を手にしながら辞退。だが、サントリーの優勝で手にした全英女子オープン(8月4~7日、スコットランド・ミュアフィールド)には出場することを決断。そこには、自信が深まったことが見てとれる。
「ここのところの課題はパー5でスコアを伸ばすこと」と、集中した結果の首位発進。それでも強風予想の2日目に向けて気持ちを引き締めた。
奇しくもスコットランドの全英女子オープン前哨戦のような、波乱の予感がする大会2日目。タフなラフを避ける安定したショットがより求められる中、山下がどこまで突っ走るのか。目が離せない。
6アンダー3位タイにはささきしょうこと佐藤心結、5アンダー5位タイに先週優勝の西村優菜ら4人がひしめいている。
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