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- 世界ジュニア15-18歳の部で本大志が池田勇太以来19年ぶり栄冠! 松山英樹クラスへの成長に期待
「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」の最終日、15-18歳の部男子で、本大志(東京・目黒日本大学高2年)が日本選手19年ぶりの世界一を手にした。
高校卒業後の進路には米国の大学進学を見据える
米ツアー、ファーマーズインシュランスオープンを毎年開催するほか、全米オープンの開催実績もある名コース、トーリーパインズゴルフコースで行われた「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」の最終日、15-18歳の部男子で、本大志(東京・目黒日本大学高2年)が日本選手19年ぶりの世界一を手にした。
2位に7打差をつけてスタートも、一時2位グループに4打差に追い上げられたが、11番のバーディーで後続を突き放し、通算11アンダー・277で2位に5打差をつけて優勝した。
本は7-8歳の部から世界ジュニアに挑戦し、今回は3回目の出場。このカテゴリーでは2013年・池田勇太以来の日本選手の優勝を果たした。
「世界のうまい人がたくさん来る大会で、運、正確性、マネジメント、練習量、全部が揃わないと勝てない試合に勝てた」と、自分自身に納得がいく勝利だった。
現在高校2年生の本は進路を考えているところだが「挑戦する場を米国に移したいなと思っています。全米の大学のコーチが見ていたんで、緊張しました」と、米国の大学で腕を磨く決意を口にした。
同女子は成田瑛麻(東京・学習院女子高等科3年)が1アンダー・71と踏ん張り、通算6アンダーで7位に食い込み、例年実績(10位以内)なら来年のシード権を手にできる。
成田は初めての出場で「4日間楽しかった。最終日に一緒だった子たちはうまかったし、やさしい英語で話しかけてくれてよかった」と、笑顔を見せた。PGM日本代表選手団の女子主将を任されたが「女子の中では一番の成績を出せて、お手本になれたかなと思います」と話した。
3年ぶりに参加した日本選手団の団長で、本のコーチでもある国際ジュニアゴルフ育成協会代表理事の井上透団長は本の勝利を以下のように評価した。
「PGM日本代表選抜大会を経て選手団で参加して10回目。やっとこのカテゴリーで勝てました。これまで、河本力、杉原大河、蝉川泰果、中島啓太らこの世代のトップクラスを連れてきてもだめだった。距離や芝などで日本からパッと来て勝てるコースではありません。そこで11アンダーで優勝したのはすごいことです」と話した。
本の特長として「ボールを止められる技術。高い弾道で、飛距離を犠牲にしても思ったところに打てる。ジュニア時代の松山(英樹)選手を見た時の印象と似ている。肝がすわっているので、どこへ行っても力を発揮できるタイプ」と話した。
米国の大学で揉まれ、本が松山のようなワールドクラスに成長することを期待しよう。
PGM日本代表選手団最終成績
▽15-18歳の部男子(パー72)
1位 本大志(東京・目黒日本大学高2年)=277
21位 竹原佳吾(東京・早稲田大学1年)=292
37位 今村吏桜(大阪・東大阪大学柏原高1年)=297
▽15-18歳の部女子(パー72)
1位 マークス(オーストラリア)=278
7位 成田瑛麻(東京・学習院女子高等科3年)=282
33位 清本美波(愛知・誉高2年)=291
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