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- 原英莉花「久しぶりに(優勝と)言いました」今季初勝利へのカギ握る箱根の風
CAT Ladies2日目(20日、神奈川県・大箱根CC)、原英莉花は6バーディー、2ボギーでプレー。通算7アンダーで首位の岩井千怜に4打差の単独4位と、逆転優勝も狙える位置で最終日を迎える。
優勝の2文字を「今年言ってないかも」
◆国内女子プロゴルフ<CAT Ladies 8月19~21日 大箱根カントリークラブ(神奈川県) 6638ヤード・パー72>
今季未勝利の原英莉花が、ようやく優勝戦線に浮上した。
CATLadies2日目、6バーディー、2ボギーでプレーした原は、通算7アンダーで首位の岩井千怜に4打差の単独4位と、逆転優勝も狙える位置にいる。
今季20試合に出場して、トップ10はほけんの窓口レディースの1回だけ。予選落ちも8試合あり、特にここ4試合中、3試合で予選落ちしている。2020年には公式戦2勝、昨年も1勝している実力者にとっては不本意な成績が続いている。
それでも、軽度とは言えヘルニアに見舞われオフには手術まで考えた腰痛を、ケアやスイング改造で緩和できていることで表情は明るい。先週のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで16位タイ。
「いい感触つかめて、トレーニングだったり練習だったりしてるけど、持続することが難しくて。(意識)し過ぎると行き過ぎちゃったりとか、兼ね合いが難しいけど、少しずつ理想に近づいている」と、好感触に気を良くしている。
「強気で優勝目指して頑張りたいです」と、はっきり口にした後で「久しぶりに(優勝と)言いましたね。今年言ってないかも」と続けたほど、気持ちが前向きに変わってきている。
「ドライバーショットが良ければショートアイアンでグリーンを狙えるので、たくさんバーディーを狙って頑張りたいです」と、積極的なプレーをすることを宣言した。
公式戦が続く秋のシーズンに差し掛かる前に、何とかシーズン初優勝を狙う原。
「山の中なので風が難しいと思いますけど、その辺、自分の中で頑張ってトライできたらと思います」と、作戦を明かす。
1組前で、先にスコアを伸ばして最終組にプレッシャーをかけることができれば、21年11月の大王製紙エリエールレディス以来、約9カ月ぶりのツアー5勝目も見えてくる。風を味方につけることができるかどうか。夏から秋へと気配が変わり始めた箱根の地で、原の逆襲が始まった。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の1人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
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