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- 吉田優利が8アンダー! 連覇へのカギは「アクセサリー新調!?」
昨年のゴルフ5レディスを制した吉田優利が、勝みなみが初日にたたき出したコースレコードに1打差という「64」をマーク。一気にスコアボードを駆け上がった。
「プロとしての価値は優勝でしか表せない」
◆国内女子プロゴルフ<アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディス 9月2~4日 ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県) 6465ヤード・パー72>
吉田優利が連覇に向けてグイっと浮上した。
ゴルフ5レディス2日目。吉田は首位に8打差の1アンダー32位タイから、いきなり3連続バーディーでスタート。ディフェンディング・チャンピオンとして臨みながら、ダボ、ボギーと2ホールで3オーバーの出だしとなった前日とは違い、リズムよくプレーを続けた。
9番パー4、10番パー4も連続バーディーで通算6アンダーとすると、パー5の13番でも5メートルを沈めてみせる。16番パー5、17番パー4の連続バーディーで締めて8アンダー「64」。
終わってみれば、初日に勝みなみが叩き出したコースレコードにあと1打と迫るプレーで、通算9アンダーと、連覇に一気に近づいた。
「昨日よりチャンスにつく回数が多かったかな。昨日の(出だし)2ホールは、OBと池だけだし、OBも木に当たってのものだからそんなに悪くない、気にしていませんでした。そのぶん、今日いいとこに行かないと上に追いつかないと思ったので、いいプレーができてよかったです」と笑う。
24試合に出場してトップ10入りが5回。特に直近の8試合はうち5回トップ10入りと安定したプレーを続けている今季だが、優勝はできていない。
「プロとしての価値は優勝でしか表せないのかな、と思っています。去年はデコボコの成績でも2回勝てた。そこに価値があるとわかっているからこそ」と、もどかしさを隠さない。
「優勝できないけど調子がいいというのは、何か変えないといけないんじゃないかと思って」と、アクセサリーやベルトを新しいものに変えて気分を変えている。どんなことでもいいから優勝へのきっかけが欲しい。そんな気持ちが、笑顔の裏に透けて見える。
「ここには池もあるし何があるかわからない。明日は取りこぼしのないようにしたいです」と慎重な姿勢を見せた吉田。連覇という大仕事に向かって突き進む。
次週には日本女子プロゴルフ選手権(9月8~11日、京都府・城陽CC)、4週後には日本女子オープン(9月29日~10月2日、千葉県・紫CCすみれC)と、公式戦が待ち構えている。大切な秋を前にして、吉田の勢いが止まらない。
吉田 優利(よしだ・ゆうり)
2000年4月17日生まれ、千葉県出身。2019年プロ入り。西村優菜、古江彩佳、安田祐香らと同学年の“プラチナ世代”の一人。2021年「楽天スーパーレディース」でツアー初優勝を飾り、同年の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」でも優勝を遂げた。エプソン所属。
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