あと1打…山下美夢有が“アニカ”の大記録に届かずも「私の中では100点」

国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の初日に、ツアー最少ストロークの新記録「60」をたたき出した山下美夢有。2日目に“アニカ”超えがかかっていたものの、惜しくも1打足りなかった。

「やりすぎ!」とツッコミも

◆国内女子プロゴルフ<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 9月23~25日 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 6491ヤード・パー72>

 国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の初日に、ツアー最少ストロークの新記録「60」をたたき出した山下美夢有。

2位と8打差の独走態勢で最終日を迎えた山下美夢有 写真:Getty Images
2位と8打差の独走態勢で最終日を迎えた山下美夢有 写真:Getty Images

 その反響は大きかったが「たくさんの方に連絡をいただきました。それでも実感はなかったです」とあっけらかんとした様子。2日目に同組で回った、同じ大阪出身でジュニアの頃から仲が良い上野菜々子からも「やりすぎ!」とツッコまれたと笑っていた。

 成し遂げた偉業よりも「今日は今日。気持ちを切り替えてアンダーで回れたら」と2日目をスタート。

 初日のプレー同様、落ち着いた様子で1番からバーディーを奪取。4番は3メートル、5番は12メートルの距離を決めて連続バーディー。後半もパッティングがさえ、11番は3メートル、14番は4メートルのバーディーパットを沈めた。

 その後、17番までパーとし、最終ホールを迎えた時点で17アンダー。あと1打スコアを伸ばせば、2003年「ミズノクラシック」でアニカ・ソレンスタムが出した36ホールの日本ツアー最少ストローク「126(18アンダー)」の記録に並ぶ。しかし、最後は惜しくもパー。

 山下は、記録がかかっていたことは知らずにプレーしていたため「そこは気にしていませんでした。私の中では良かったので100点」と笑顔を見せていた。

 記録に並ぶことはできなかったが、5バーディー、ノーボギーの通算17アンダー。2位と8打差で迎えた最終日。優勝をほぼ手中に収めたようなものだが、何が起こるか分からない。

「攻めのゴルフをして、チャンスでしっかりバーディーを取りたい」と気を引き締めた。

山下 美夢有(やました・みゆう)

2001年8月2日生まれ、大阪府出身。2019年にプロテスト合格し、20-21シーズンからツアー参戦。初優勝を果たしたKKT杯バンテリンレディスだけでなく、シーズン16回のトップ10を記録。賞金ランキング13位と、ルーキーにして大きな結果を出した。宮里藍 サントリーレディスオープンでツアー3勝目を挙げた。加賀電子所属。

【動画】これが勝者のメンタリティー…池を恐れず果敢に攻めた山下美夢有の“圧巻”ティーショット
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