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- 女子ゴルフでし烈な出場権争い「第2回リランキング」笑った選手は誰?
国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後に通年のシード権を持たない選手の出場優先順位を見直す第2回リランキングが行われた。終盤戦の出場権を得たのは?
QT133位から下剋上果たした竹田麗央
◆国内女子プロゴルフ<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 9月23~25日 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 6491ヤード・パー72>
国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後に通年のシード権を持たない選手の出場優先順位を見直す「第2回リランキング」が行われた。
今年からリランキングの順位が賞金からメルセデス・ポイントに変わり、コンスタントに試合に出場し、予選通過や上位フィニッシュした選手の実力がより反映される形となった。
今大会以降、リランキング上位者は残り6試合(日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを除く)に出場が可能。フルで出場権を得るための目安は、リランキング順位で25位前後に入ること。
着実にポイントを積み上げて、残りの試合の出場権を勝ち取った選手の顔ぶれを見てみよう。
下剋上を果たしたのは2003年生まれの19歳、竹田麗央だ。昨年11月のプロテストに合格するもQT(予選会)は1次で失敗。今季はQT133位と出場できる試合が限られる中、前半戦のレギュラーツアー5試合を主催者推薦で出場して、第1回リランキングで50位入り。さらに今大会、自身最高位の2位タイ(通算13アンダー)でフィニッシュし、第2回リランキングで20位まで順位を上げて終盤戦の出場権を勝ち取った。
竹田は「3日間の60台はすごくうれしい。残りの試合に出られるのは楽しみ。1試合、1試合ベストを尽くすだけです」と笑顔を見せた。
金田久美子が終盤戦出場権を勝ち取る
また、QT36位、第1回リランキング32位の竹内美雪も今大会8位タイ(7アンダー)でフィニッシュし、リランキング順位を24位に上げた。ベテランの金田久美子も今季QT87位からスタートしながらも、リランキングでここまで出場権を勝ち取った一人。今大会は予選落ちとなったが、暫定リランキングは25位に留まり、残りの試合に出場可能となった。
そのほか、注目の選手では、河本結(暫定リランキング28位)、吉本ひかる(同29位)、浜崎未来(同30位)、大出瑞月(同31位)、木戸愛(同32位)、横峯さくら(同33位)、脇元華(同34位)、辻梨恵(同35位)といった顔ぶれ。この辺りの順位の選手が今後の試合に出場できるかは欠場者が出た場合などによるが、まずは来季出場権がかかるQTに向けた準備に取り掛かりたいところだ。
竹田 麗央(たけだ・りお)
2003年4月2日生まれ、熊本県出身。2021年度のプロテストに合格するも、QTでは133位と振るわず。主催者推薦のチャンスを生かしてポイントを徐々に上げ、第2回リランキングでは20位まで躍進した。元賞金女王・平瀬真由美の姪にあたる。ヤマエグループHD所属
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