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- 女王の風格が漂ってきた!? 山下美夢有が大会レコードで完全優勝「年間女王は獲りたい」
国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」最終日に2バーディー、1ボギーの71で回り、トーナメントレコードとなる通算18アンダーで今季3勝目を飾った。
中嶋常幸からのアドバイスを意識して臨んだ最終日
◆国内女子プロゴルフ<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 9月23~25日 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 6491ヤード・パー72>
国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で山下美夢有は初日にツアー最少ストロークの新記録となる「60」をたたき出し、2日目もボギーなしの「67」。最終日は2位に8打差の単独トップで迎えた。
一度も首位を譲らず、完全優勝でカップを掲げる姿が見えたようなものだが、山下は「最終日の難しさがあった」と緊張していた。

「最終日になると緊張しますし、思うようなプレーがうまくできないので、そのなかでも優勝できたのは自信になりました」と振り返る。
山下は3番パー4で最初のバーディーが来たが、その後は我慢のパープレーが続いた。「今日はピン位置が難しく、バーディーチャンスも少なかったです。ショットは悪くなかったけれど、苦しい展開でした」
後半に入ると12番パー4で今週初めてのボギー。「バーディーチャンスからのボギーはメンタル的に痛かったです。次のホールから同じミスをしないように気持ちを切り替えて回りました。それに『最終日になると考えすぎている』と父や中嶋常幸プロからアドバイスももらっていたので、そこは意識しました」。
同組の19歳・竹田麗央や三ヶ島かながバーディーを奪ってじりじりと迫るなか、それでも最後まで自分のプレーに集中。14番パー5でバーディーを奪って18アンダー。最終的に2位に5打差をつけて今季ツアー3勝目を手にした。
今季は去年の教訓を生かし、コンディションの調整にも力を入れた。「昨年の後半戦は体力もきつく、体重も減っていたので、疲れや集中力が切れることが多かったです。今年はプレーに集中できていて、飛距離も落ちていません」
ツアーでの連戦も慣れてきた経験は大きく、最終日・最終組という重圧がかかる場面でも大きく崩れることはなくなった。
「複数回優勝が目標ですが、メルセデス・ランキングの1位をしっかり獲りたいというのはあります」。そう言い切る山下には年間女王、賞金女王の風格が漂い始めている。
山下 美夢有(やました・みゆう)
2001年8月2日生まれ、大阪府出身。2019年にプロテスト合格し、20-21シーズンからツアー参戦。初優勝を果たしたKKT杯バンテリンレディスだけでなく、シーズン16回のトップ10を記録。賞金ランキング13位と、ルーキーにして大きな結果を出した。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でツアー4勝目を挙げた。加賀電子所属。
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