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- 韓国で密かに女子ゴルフの“レジェンド”たちが集結! パク・セリ主催大会のメンツがスゴすぎた
韓国女子プロゴルフ界の“レジェンド”パク・セリが主催する大会「LG電子 パク・セリ ワールドマッチ」(仁川ベアーズベスト青羅ゴルフクラブ)が9月26日に行われ、米女子ツアーでプレーした“レジェンド級”の選手たちが集結した。
米ツアー“レジェンド”ら6人が出場
かつて米女子ツアーで名を馳せた豪華メンバーが、韓国のゴルフ場に姿を現した。
9月26日、韓国の仁川ベアーズベスト青羅ゴルフクラブで開催された「LG電子 パク・セリ ワールドマッチ」。
1998年、米ツアーでのルーキーイヤーにメジャー2勝を挙げる衝撃デビュー。韓国にゴルフブームを巻き起こしたパク・セリが主催した同大会に、米ツアー通算72勝のアニカ・ソレンスタムをはじめ、ロレーナ・オチョア(米ツアー27勝)、ローラ・デービース(同20勝)、ヤニ・ツェン(同15勝)、クリスティー・カー(20勝)の6人が出場した。
また、韓国女子ツアーからは、米ツアーが主戦場のキム・ヒョージュ、昨年韓国ツアー賞金女王のパク・ミンジ、韓国ツアー通算3勝でアイドル的存在のパク・ヒョンギョンなど、若手実力者6人が参加した。
同大会はパク・セリが障がい者やジュニアゴルファーのために開催したチャリティーマッチで、選手たちがバーディーを記録するたびに100万ウォン(約10万円)ずつ、そのほか主催者側の基金などを寄付しようというもの。かつて米ツアーで戦った選手たちは、パク・セリの心意気に賛同し、今大会の参加に至ったというわけだ。
「現役時代から考えていたイベント」
大会は前半9ホールはフォーボール、後半9ホールはフォーサムで行われた。今年59歳になるローラ・デービースは、最年少出場者19歳のファン・ユミンとタッグを組んだが、40歳差が話題に。ファンは「小学生の時にテレビで見た選手と一緒にプレーできて光栄です」と、喜びを語っていた。
優勝したのはロレーナ・オチョアとパク・ミンジの組。9ホールのフォーサムで3バーディー、1ボギーの2アンダーで「34」とし、自分たちの名前で1億ウォン(1000万円)を寄付した。
また、前半のフォーボールでは19個のバーディーが出て1900万ウォン(190万円)、主催者の「パク・セリ 希望財団」が3100万ウォン(310万円)を加えて、計5000万ウォン(500万円)を寄付した。
大会に参加したレジェンドたちはこんなコメントを残している。
「全世界のゴルフ界のロールモデルのパク・セリが招待してくれたことに感謝している。『パク・セリ希望財団』のとてもいい趣旨に賛同し、今大会に参加した」(アニカ・ソレンスタム)
「こうして集まって試合をすると、昔の記憶が思い浮かびます。楽しくて和やかな雰囲気の中で試合ができて、とても気分が良かったです」(ロレーナ・オチョア)
大会を主催したパク・セリも韓国ゴルフ界の発展に貢献する思いは強く、「現役を続けている時に、常に考えていた寄付イベントです。先輩と後輩が共にこのような機会を通じて、より多くの寄付と社会に寄与していきたい」と語っていた。
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