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- 「無感情のゴルフはやめた(笑)」 単独2位浮上の脇元華が“変えた”と語るマネジメントとは?
脇元華がNOBUTA GROUP マスターズGCレディースの2日目に、5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算10アンダーで単独2位に浮上した。
「最後まで食らいつきたい」
◆国内女子プロゴルフ<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 10月20~23日 マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)6585ヤード・パー72>
NOBUTA GROUP マスターズGCレディースの2日目、脇元華が5バーディー、ノーボギーのラウンドで、単独2位に浮上した。
インスタートの前半は、15番パー5でバーディー。後半は、2番パー4と3番パー4で、2打目を1メートルにつけて連続バーディー。
7番パー3は、5メートルのバーディーパットを沈め、8番パー5は、3打目のアプローチを1メートルに寄せてスコアを伸ばした。
通算10アンダーの単独2位に、ほっとした表情を見せるが「昨日よりもパーオン率が下がった」とピンチのシーンも多かったと言う。4、5、6番はすべてグリーンを外したが「しっかりとリカバリーできたのが、スコアにつながった」。
好調の要因は、マネジメントの仕方を今年9月の日本女子プロゴルフ選手権以降、変えたこと。
「風の方向とピンの位置と打つ番手で、どういう打ち方をするのか、どこに打つのか、そうしたマネジメントの処理が少しずつできているのかなと感じます」
ちなみに、日本女子プロゴルフ選手権では、感情の浮き沈みをなくすため“ロボット”のように無感情のゴルフを心掛け、以降も3試合ほど続けていたと言うが今はそれもやめた。
「感情を表に出したほうがやりやすいです(笑)」と自分らしさ全開で今大会に挑んでいる。脇元はリランキング34位のため、来週の三菱電機レディスがレギュラーツアーの最終戦となる予定。
今季はレギュラーツアーに19試合出場ながら、メルセデス・ランキングは69位のため、ここは上位フィニッシュしておきたい。
「シード獲得を考えたら、勝つしかないくらいの位置。最後まで食らいついていきたい」
勝ちにこだわる言葉は清々しい。ツアー初優勝への期待が高まる。
脇元 華(わきもと・はな)
1997年10月4日生まれ、宮崎県出身。2018年にプロテスト合格し、2019年にツアーデビュー。同年の地元開催「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で4位タイに入るなど前半戦で安定した成績を残し、賞金ランキング47位で初年度からシードを獲得した。GMOインターネットグループ所属。
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