会心イーグルで自己ベスト「66」の竹内美雪 ツアー初優勝に向け「できることを精一杯やるだけ」 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

会心イーグルで自己ベスト「66」の竹内美雪 ツアー初優勝に向け「できることを精一杯やるだけ」

NOBUTA GROUP マスターズGCレディースの3日目、竹内美雪が1イーグル、7バーディー、3ボギーの66で回り、通算10アンダーの単独3位に浮上した。地元でのツアー初優勝に向けて最終日を迎える。

トップと2打差で迎える最終日

◆国内女子プロゴルフ<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 10月20~23日 マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) 6585ヤード・パー72>

3日目スコアを6つ伸ばし、2打差3位で最終日を迎える竹内美雪 写真:Getty Images
3日目スコアを6つ伸ばし、2打差3位で最終日を迎える竹内美雪 写真:Getty Images

 NOBUTA GROUP マスターズGCレディースの3日目。1番から7番まで出入りの激しいゴルフで3バーディー、2ボギーとして迎えた8番パー5。竹内美雪はピンまで89ヤードの3打目を52度のウェッジで振り抜くと、手前1.5メートルから2バウンドしてカップイン。会心のイーグルに「『やったー!』って思って。入ったのは見れていないので、ギャラリーの歓声で分かりました」と喜ぶ。

 前半はショットの乱れから「首が右に傾くクセをアドレスから修正した」という竹内。8番のイーグルから流れが良くなり、その後は10番、11番、12番と3連続バーディー。14番でボギーを叩いたが、15番をバーディーとして「66」でホールアウト。自己ベストを更新したことを聞かされ「うれしい!」と笑顔を見せる。

 通算10アンダーの単独3位で最終日最終組を迎える。今大会では自身が神戸出身ということもあり、地元からの多くの応援も力になった。

「ここのコースはオフでもたまに回りに来たりしているので、とてもイメージがいい」と、相性の良さも自信につながっている。

 2014年のプロテストに合格し、今年27歳になる。まだ一度もシードを獲得したことがなく、ツアーも未勝利。それでも最終日はトップと2打差と逆転のチャンスは十分。

「自分ができることを精一杯やりたい。目の前のことをやるだけ。いい結果につなげたい」と、静かに闘志を燃やした。

竹内 美雪(たけうち・みゆき)

1995年12月7日生まれ、兵庫県出身。2014年のプロテストに合格し、JLPGAツアーには2017年本格デビュー。今季はQTランキング36位の資格でツアーに出場し、2度のリランキングをクリア。初のシード権獲得を目指す。エンバイロメント・プロダクト・カンパニー所属。

【動画】「えっ、これが入っちゃうの!?」3日目のスーパープレー集
1 2

最新記事