今季3人目は渋野日向子! 「米女子ツアーのホールインワン達成者は日本人選手が多い」は本当!? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

今季3人目は渋野日向子! 「米女子ツアーのホールインワン達成者は日本人選手が多い」は本当!?

韓国で開催された「BMWレディス選手権」で渋野日向子が見事なホールインワンを達成しました。米女子ツアーにおけるホールインワン達成者で日本人の名前を聞くことが多い気が……。過去にさかのぼって調べてみました。

渋野日向子は米ツアー63ラウンド目で初のエース達成

 渋野日向子が韓国開催の米女子ツアー、BMWレディス選手権最終日7番パー3でホールインワンを達成した。渋野自身は米女子ツアー初だが、日本勢全体に目を向けると、近年は驚異的なペースでホールインワンを決めている。渋野もその輪に加わったわけだ。

 打ち下ろしの175ヤード、5番ユーティリティーから放たれた渋野の1打はピン手前3メートルほどのところに着弾すると、そのまま転がってカップインした。米女子ツアーメンバーとなってから63ラウンド目での初エースだ。

 先月のポートランドクラシック3日目には同組でプレーした上原彩子のホールインワンを目の当たりにし、ハイタッチと拍手で祝った渋野が今度は祝福される立場になった。

最終日はスコアを伸ばし、19人抜きの19位タイで大会を終えた渋野日向子 写真:Getty Images
最終日はスコアを伸ばし、19人抜きの19位タイで大会を終えた渋野日向子 写真:Getty Images

 今季、米女子ツアーにおける日本選手のホールインワンは3月のHSBC女子世界選手権にスポット参戦した上田桃子と前述した上原、渋野の計3回である。

 回数だけでは多いのは少ないのか判断できないので、何ラウンドに1回かという確率で表してみよう。その確率は141ラウンドに1回となる。

 今季、米女子ツアーではホールインワンが多く、ここまで30回達成されている。確率では367ラウンドに1回。日本勢のみの確率のほうがはるかに高い。ちなみに、国内女子ツアーの今季ホールインワン確率は568ラウンドに1回。米女子ツアーの日本勢はこの約4倍の確率なのだ。

米ツアーでの日本人エースは平均の約2倍というハイペース
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