渋野日向子は米ツアー63ラウンド目で初のエース達成
渋野日向子が韓国開催の米女子ツアー、BMWレディス選手権最終日7番パー3でホールインワンを達成した。渋野自身は米女子ツアー初だが、日本勢全体に目を向けると、近年は驚異的なペースでホールインワンを決めている。渋野もその輪に加わったわけだ。
打ち下ろしの175ヤード、5番ユーティリティーから放たれた渋野の1打はピン手前3メートルほどのところに着弾すると、そのまま転がってカップインした。米女子ツアーメンバーとなってから63ラウンド目での初エースだ。
先月のポートランドクラシック3日目には同組でプレーした上原彩子のホールインワンを目の当たりにし、ハイタッチと拍手で祝った渋野が今度は祝福される立場になった。

今季、米女子ツアーにおける日本選手のホールインワンは3月のHSBC女子世界選手権にスポット参戦した上田桃子と前述した上原、渋野の計3回である。
回数だけでは多いのは少ないのか判断できないので、何ラウンドに1回かという確率で表してみよう。その確率は141ラウンドに1回となる。
今季、米女子ツアーではホールインワンが多く、ここまで30回達成されている。確率では367ラウンドに1回。日本勢のみの確率のほうがはるかに高い。ちなみに、国内女子ツアーの今季ホールインワン確率は568ラウンドに1回。米女子ツアーの日本勢はこの約4倍の確率なのだ。