- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 古江彩佳がプロ転向の同学年・蝉川泰果から刺激? 「大会連覇は意識せずにいきたい」
今日から4日間の日程で開幕する日米女子ツアー共催「TOTOジャパンクラシック」。昨年大会の覇者・古江彩佳が前日の公式会見で意気込みを語った。
「傾斜があるグリーンでパーセーブを」
◆国内女子プロゴルフ<TOTOジャパンクラシック 11月3~6日 瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)6616ヤード・パー72>
「調子は良くもなく悪くもなくボチボチです」
今日から開幕する日米女子ツアー共催「TOTOジャパンクラシック」の前日公式会見で、古江彩佳は開口一番にそう語った。

今季から米ツアーが主戦場の古江。10月のNOBUTA GROUP マスターズGC レディースに出場し、8位タイで戦いを終えた後、先週は地元で休養。
「あまりゆっくりもできませんでした。疲れもたまっているので、休みながらも練習はしていました」と今大会に向けて自分のペースで調整を続けていた。
古江が優勝した昨年はコロナ禍で日本単独開催に。米ツアーとの共催は実に3年ぶりで、古江にとっても日本での米ツアー出場は初となる。
「連覇がかかっているといっても今年は日米共催の大会。そこまで連覇を意識しないようにして頑張りたいです」
気を付けたいポイントはグリーンの傾斜。「傾斜があるグリーンでうまくパーセーブできればいいと思っています。上りのパットを打てるところに置けば、メンタル的にも楽になるので、そこを意識していきたい」。
調子は“ボチボチ”と言うが、ぬかりはない。きっちりとスコアをまとめるポイントは押さえている。
また、会見では男子ゴルフ界で注目の蝉川泰果の話になった。アマチュアながらプロツアーで2勝し、10月31日にプロ転向。古江とは同学年で「小学校からラウンドしたことがある」仲だ。
「小学2~3年の時からうまくて、ドライバーも飛んでいたし、早く追いつきたいなと思っていた」と懐かしむ。
知人の快挙に刺激を受け、大会連覇に挑戦だ。
古江 彩佳(ふるえ・あやか)
2000年5月27日生まれ、兵庫県出身。アマチュア時代の19年に「富士通レディース」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を成し遂げてプロ転向。20年にプロ初勝利を飾り、アマ時代を合わせ国内ツアー通算8勝。賞金女王争いでは稲見萌寧にあと一歩及ばなかったものの、最優秀選手賞と新人賞に輝いた。今季から米国女子ツアーに参戦し、トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープンで同ツアー初勝利を遂げた。富士通所属。
最新の記事
pick up
ranking