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- 渋野日向子見たさに初日ギャラリー5000人超えも3オーバーで見せ場作れず
日米女子ツアー共催「TOTOジャパンクラシック」の初日、渋野日向子は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの75で回り、3オーバーの71位タイと厳しいスタートとなった。
全米女子OP覇者イ・ジョンウン6と同組「勉強になる」
◆国内女子プロゴルフ<TOTOジャパンクラシック 11月3~6日 瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)6616ヤード・パー72>
「今日はパターの4~5メートルがショートして、手前で切れてというのが多かったので、そこはもったいなかったなと思います。短いのも引っかけて外しちゃったので、すごく残念です」
TOTOジャパンクラシックの初日のゴルフを渋野日向子は悔しそうにそう振り返った。平日の木曜日にもかかわらず、ギャラリーは5637人も集まり、そのお目当てとなったのはやはり渋野。
いい姿を見せたいとの思いはあったが、前半は5番パー4でボギーが先行。後半は10番パー4で2打目を手前のバンカーに入れて3オン、3パットのダブルボギー。14番パー4でようやくバーディを取ったが、17番パー4では右の林に入れてしまい、アンプレヤブルから打ち直してボギー。
終わってみれば「75」の3オーバー、順位は71位タイと悔しいラウンドとなった。
この日、同組で回ったのは勝みなみと韓国のイ・ジョンウン6。イ・ジョンウン6は、米ツアー参戦1年目の2019年に全米女子オープンを制覇した選手。そんな彼女のショットを感心しながら見て、勉強していたという。
「ジョンウン選手は、機械のようなショットを打つイメージがあります。去年の全米女子オープン以来、一緒に回ったんですけど、相変わらずショットメーカーというか、パットも危なげないというか、本当にロングパットもタッチがいい。入るし、バンカーもうまいし、本当に勉強になりました」
今大会は予選落ちがないため、巻き返しの可能性は十分。いい結果を期待して訪れるギャラリーには「今日はなかなかいいところを見せられなかったので、残りの3日間はとりあえず楽しんでもらえたら」とメッセージを残していた。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年のAIG全英女子オープンでメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは、スタンレーレディスゴルフトーナメントと樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで勝利。今季は米ツアーを主戦場に戦っている。国内ツアー通算6勝。サントリー所属。
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