ディフェンディングチャンピオンとして挑む原英莉花
◆国内女子プロゴルフ<大王製紙エリエールレディスオープン 11月17~20日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71>
今日開幕の大王製紙エリエールレディス。前回大会のディフェンディングチャンピオン・原英莉花にとっては、良いイメージが残っている場所でもある。

前週の伊藤園レディスは7位タイでフィニッシュし、結果は上々。
今大会のコースについても「逆光、朝露、風が舞ったりとジャッジが難しくなるので、不安要素を増やさないようにしていきたい。アップダウンは好きなので、一打一打集中して頑張りたい」と意気込む。
ただ、今季はまだ未勝利。メルセデス・ランキングは33位と来季シードは、ほぼ確定しているが、最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの出場権を持っていない。
つまり、優勝しなければ事実上、今大会が最終戦となる。
「よくなかった時期が長すぎて消極的になっていました。次戦のリコーカップ出場に向けての最終戦になりますが、昨年勝った試合でもあり気持ちは高まっています。今年優勝がないのは悔しいし、勝ちたい気持ちはすごくあります。昨年よりもゴルフはすごく良くなってきているので、あとは気持ちで勝負していきたい」
大会連覇は決して簡単ではないが、優勝して最終戦の出場権を勝ち取るつもりだ。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の1人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。