24年以降は不透明!? ミケルソンやD・ジョンソンらリブゴルフ勢にもマスターズ招待状 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

24年以降は不透明!? ミケルソンやD・ジョンソンらリブゴルフ勢にもマスターズ招待状

マスターズ委員会が今週、これまで通りの基準で2023年マスターズの招待状を送付することを発表。これによりフィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソンらリブゴルフ勢も晴れて出場できることがはっきりした。

リブゴルフを巡る動きにクギを刺す一文も

 マスターズ委員会がチェアマンのフレッド・リドリー名で声明文を発表。今週、これまで通りの基準で2023年マスターズ(4月6~9日)の招待状を送付することを明言した。

現リブゴルフのミケルソンから同じく現リブゴルフのシュワーツェルへグリーンジャケットが手渡された2011年マスターズ 写真:Getty Images
現リブゴルフのミケルソンから同じく現リブゴルフのシュワーツェルへグリーンジャケットが手渡された2011年マスターズ 写真:Getty Images

 これは取りも直さず、現在リブゴルフに籍を置く選手たちを排除しないということ。これにより、ダスティン・ジョンソン、キャメロン・スミス、フィル・ミケルソン、ブルックス・ケプカ、バッバ・ワトソン、ブライソン・デシャンボー、セルヒオ・ガルシア、パトリック・リード、ルイ・ウーストヘイゼン、シャール・シュワーツェル、テーラー・グーチ、ケビン・ナ、ホアキン・ニーマン、ハロルド・バーナー3世、エイブラハム・アンサー、ジェイソン・コクラックは晴れてマスターズに出場できることとなった。

 この決定について委員会は「私たちが焦点を当てていることは、来たる4月に卓越したフィールドにゴルファーを結集するという伝統を尊重すること」と、最高の大会を実現するための判断であると説明している。

 ただ、声明文ではリブゴルフを念頭に「最近の動きは男子プロゴルフ界を分断し、このゲームの美徳とそれを築いた人たちの意味深いレガシーを減少させた」と遺憾の意を表し、「私たちは毎年トーナメントのさまざまな側面を見ており、将来の大会における招待基準の修正や変更は4月に発表される」と、24年大会以降の対応については含みを持たせた。

 マスターズ委員会は最後に「長年にわたり幾多の試練に打ち勝ってきたゴルフ界が、今回も耐え抜くことを信じている」として声明文を締めくくっている。

【顔写真】とりあえず来年は出られて「ホッ」!? 2023マスターズに出場する主なリブゴルフ選手たち

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リブゴルフのロゴを全身につけたパトリック・リード 写真:Getty Images
第4戦ボストン大会からリブゴルフに参戦したキャメロン・スミス。現役の全英オープン王者の移籍は衝撃を与えた 写真:Getty Images
スミスと同じく第4戦から参戦のホアキン・ニーマン 写真:Getty Images
ダスティン・ジョンソン(左)とフィル・ミケルソン 写真:Getty Images
ブルックス・ケプカ 写真:Getty Images
リブゴルフに移籍後もその人気者ぶりは相変わらずのフィル・ミケルソン 写真:Getty Images
リブゴルフ第6戦バンコク大会でチーム優勝しトロフィーを抱くセルヒオ・ガルシア(左) 写真:Getty Images
2022年は故障の影響でプレーせずキャプテンとしてリブゴルフに出場したバッバ・ワトソン 写真:Getty Images
規格外の飛ばし屋として知られるブライソン・デシャンボー 写真:Getty Images
現リブゴルフのミケルソンから同じく現リブゴルフのシュワーツェルへグリーンジャケットが手渡された2011年マスターズ 写真:Getty Images

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