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- 葛藤あった有村智恵の“妊活”公表 背中を押した同窓生・原江里菜の言葉
2022年、メルセデスランキング61位でシード権を失い、来季の出場権を得るためのQTへの出場もしなかった有村智恵。35歳という年齢もあって、1年前に結婚した夫との“妊活”を最優先することにした。有村にその胸中を聞いた。
「なるようになる、と考えることはありません」
2023年、有村智恵はこれまでとはまったく違う気持ちで新年を迎えた。
メルセデスランキング61位でシード権を失い、来季の出場権を得るためのQTへの出場もしないことを決めた。35歳という年齢もあって、1年前に結婚した夫との“妊活”を最優先することにしたのだ。
「少し試合をお休みします」とSNSで明かして迎えたオフシーズン。12月中は、前年までと同様に、テレビ収録や撮影、あいさつ回り、取材などの多忙な日々を送った。その最中に話を聞くと、正直な気持ちがこぼれだした。
「ゆったりしています。でも、落ち着かない気持ちと半々かな」。そう笑った有村の表情は、柔らかく落ち着いていた。
「10歳から常にゴルフのことを考えてきました。どうやったらゴルフがうまくいくだろう、って。その気持ちの張りはなくしたくないとは思っています」と、ゴルフに対する情熱は衰えていない。
若いときから持っていた「子供が欲しい」という願望が強くなり、アスリートの先輩などと情報交換をしながら、このタイミングで妊活を最優先する選択をした。
「実は、計画魔なんです」という有村は、常に計画を立て、順序だてて人生に臨んできた。「なるようになる、と考えることはありません。そうやって向き合ってきたから『こうしたらよかったのに』と思うこともなかった」という。
ただ、いくら準備を整えて向き合っても、計画通りにいくとは限らないのが妊活だ。それを優先する以上、あまり先の計画が立てられない、という状況に戸惑いもあるようだ。
22年は苦しいシーズンを送った。故障もあって、思うように練習ができないオフからの開幕。
「十分な準備をして試合に挑めていなかったので、納得いったとは言えません。悔しい思いもあるし、その中ではよくやったな、という気持ちもあります。妊活という点では、いつ子供を授かってもいいという気持ちでいましたが、一生懸命プレーもしていた。でも、体調もよくなくて、どちらの成果もない、という気持ちの落ち方が大きかったですね」と、率直な思いを口にする。
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