タイガー・ウッズが帰ってくる! 通算82勝や最年少グランドスラムなど数々の偉業を振り返る | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

タイガー・ウッズが帰ってくる! 通算82勝や最年少グランドスラムなど数々の偉業を振り返る

昨年7月全英オープン出場以降、本格的な試合への出場を見送ってきたタイガー・ウッズ。今週開催の「ジェネシス招待」へのエントリーが判明、ゴルフ界は大いに盛り上がっている。そこで、改めてタイガー・ウッズがこれまでに成し遂げた偉業の数々を振り返ってみました。

ジェネシス招待でいよいよ復帰するウッズ

 交通事故の影響から欠場が続いていたタイガー・ウッズが今週の米ツアー、ジェネシス招待にエントリーした。本格的なトーナメントへの出場は昨年7月の全英オープン以来だ。

 ウッズはこれまで数々の記録を打ち立ててきたスーパースターであることは誰もが知っている。では、実際にどんな記録があるのか。復帰にあたって改めてウッズの記録を振り返ってみたい。

サム・スニードに並ぶ通算82勝目となった2019年のZOZOチャンピオンシップ 写真:Getty Images
サム・スニードに並ぶ通算82勝目となった2019年のZOZOチャンピオンシップ 写真:Getty Images

◇米ツアー優勝数1位

 ウッズは米ツアーで通算82勝を挙げている。これは1930年代から60年代にかけて長く活躍したサム・スニードと並ぶ最多記録である。

 82勝目を挙げて歴代最多に並んだのは記憶に新しい方もいるだろう、日本開催のZOZOチャンピオンシップだった。2019年10月のことだ。当時43歳。スニードが82勝目を挙げた時は52歳だったから、驚異的な早さで肩を並べたのである。

 あとひとつ勝てば単独最多勝だが2021年2月に交通事故で右足を複雑骨折。昨年4月のマスターズで復帰はしたが右足の状態が悪く、3試合プレーした後に再びツアーから遠ざかっていた。

◇米ツアー生涯獲得賞金1位

 これまで米ツアーで稼ぎ出した金額は1億2089万5206ドル。もちろん歴代1位で、1億ドルを超えているのはウッズだけだ。

 現在の相場(1ドル=131円で計算)で円に換算すると、約158億円という額になる。日本ツアーの歴代1位は尾崎将司の約26億8883万円。軽くひとケタ違っている。

◇米ツアー賞金王回数1位

 ウッズはフル参戦1年目の1997年に早くも賞金王に輝いている。その後、1999年から2002年まで4年連続、さらに2005年から2007年まで3年連続、そして2009、2013年と賞金ランキング1位となった。その数計10回。ジャック・ニクラウス(8回)に2差をつけて歴代1位に立っている。

 プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの回数も歴代1位。米ツアーにはポイント制で争うものと選手間の投票で決まるものの2種類あるが、共に11回受賞している。

史上最年少24歳でグランドスラム達成
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