渋野日向子・古江彩佳とそれぞれ同組で回った岩井明愛・千怜姉妹 米ツアーで何を感じた? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

渋野日向子・古江彩佳とそれぞれ同組で回った岩井明愛・千怜姉妹 米ツアーで何を感じた?

米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」に主催者推薦で初出場している岩井明愛・千怜の双子姉妹が、大会3日目に日本人選手と回った。先輩プロとプレーして感じたこととは?

「夢のような感じでした」

◆米国女子プロゴルフ<ホンダLPGAタイランド 2月23~26日 サイアムカントリークラブ(タイ) 6576ヤード・パー72>

 米女子ツアーの「ホンダLPGAタイランド」に主催者推薦で出場している岩井明愛・千怜姉妹。大会3日目を終えて、明愛は通算4アンダー、千怜は通算2アンダーで明日の最終日を迎える。

大会3日目を渋野日向子と回った岩井明愛(写真は2日目) 写真:Getty Images
大会3日目を渋野日向子と回った岩井明愛(写真は2日目) 写真:Getty Images

 悔しさをにじませながら明愛は「全体的に悪くはなかたので、ボギーを少なくしたいです」と話すと、千怜も「全然もっといけるようなプレーだったのに、この集中力で1アンダーかよっていう感じでスコアが伸びない」と胸の内を明かした。

 ただ、2人はこの日、米ツアーでなければできない新しい経験を積むことができた。明愛は渋野日向子と同組で回り、千怜は古江彩佳と回ったからだ。

 米ツアーで戦う先輩たちとプレーして、何を感じ取ることができたのか。

 明愛は「渋野さんと回るのは初めてでした。海外で活躍されていている方ですし、なんだか夢のような感じでした。すごく楽しかったです」と目を輝かせていた。

 一方、古江と回った千怜は「先輩の姿を見てかっこいいなと思いました。もっともっと世界で日本の選手を代表して頑張ってほしいと思いましたし、私ももっと頑張りたいと思いました」と語る。

 海外で奮闘する渋野と古江に刺激を受けつつ、岩井姉妹は今大会終了後、日本へ帰国し、来週から開幕する国内女子ツアーの「ダイキンオーキッドレディス」に出場する。

 日本での初戦をいい形で迎えるためにも、明日の最終日は納得のいくゴルフで締めくくりたいところだ。

岩井 明愛(いわい・あきえ)

2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。双子の妹・千怜(ちさと)とともに、高校ゴルフの名門・埼玉栄高のダブルエースとして活躍。同校を8年ぶりの全国高等学校ゴルフ選手権・団体戦優勝に導くなどした。2021年にプロテスト合格し、同年のステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」で優勝している。JLPGAツアーに本格参戦した22年はメルセデス・ランキング40位でシード獲得。Honda所属。

岩井 千怜(いわい・ちさと)

2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。双子の姉・明愛(あきえ)とともに、高校ゴルフの名門・埼玉栄高のダブルエースとして活躍。同校を8年ぶりの全国高等学校ゴルフ選手権・団体戦優勝に導くなどした。2021年にプロテスト合格。2022年は「NEC軽井沢72ゴルフ」で初優勝、翌週の「CAT Ladies」で2週連続優勝を果たした。Honda所属。

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