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- 女子ツアープロ1週間の過酷スケジュール 4日間競技&初めてのコースだと“オフが1日もない”週も!?
2023年国内女子ゴルフツアーの試合数は38試合あり、かつて主流だった3日間競技と着実に増えた4日間競技はちょうど半分の19試合ずつ。1週間のうち、トーナメント本戦のない3日間ないし4日間は何をして過ごしているのでしょうか。
過酷なシーズンを14年間続けた飯島茜が振り返る
2023年国内女子ゴルフツアーの試合数は38試合あり、かつて主流だった3日間競技と着実に増えた4日間競技はちょうど半分の19試合ずつになりました。特に3日間競技の場合、「ツアー選手は試合がない他の4日は、どんなことをして過ごしているの?」と、疑問に思う人もいるでしょう。人によっては「週3日働くだけならいいなあ」と、うらやましく思うかもしれません。

しかし、ツアープロは火曜日か水曜日にはトーナメントコースに入って練習を始めています。実際は、週に1日だけの休日もままならないタフな生活を送っているのです。
2005年から18年までトーナメントの第一線で活躍し、14年間ツアーフル参戦を果たした飯島茜に、平均的な1週間のスケジュールを振り返ってもらいました。
「競技は3日間でも、火曜・水曜は指定練習日、木曜日はプロアマ、金曜・土曜・日曜に本戦が行なわれるケースがほとんどです。最終日の日曜は、スタート時間によってゴルフ場を出る時間がまちまちになります。私の場合は、できるだけ少ない移動時間で帰宅し、帰ったら洗濯機を回し、食事をとり、やっと安堵する感じでした。もちろん帰宅中から、頭の中では終わった試合の反省をしつつ次週の試合に向けてシミュレーションを始めていましたね」
日曜は、試合の成績が良くてもそうでなくても心身をすり減らして帰宅することでしょう。それでも荷ほどきをして1週間を終え、態勢を立て直して次週のための準備をすぐに始めたといいます。
そのようなハードなツアー生活を余儀なくされる選手たちは、自分の時間を持てるのでしょうか?
「唯一の休みは月曜でした。私は朝8時ごろからトレーニングをして、あとは1日フリー。ショッピング、友人とのランチ、家で“まったり”、体のケア……自分の好きなことをして過ごすようにしましたね。ただ、最初の頃は開催コースをよく知りませんでしたから、練習ラウンドをしっかり行なうため火曜の朝からコースへ入っていました。遠征先によっては、月曜の朝トレーニングをして、荷造りをして、夕方移動ということもありました」
週1回の休日が、移動日に変わってしまうこともあったようです。
疲労が溜まったときは練習ラウンドはプロアマのみで済ませることも
ツアー中の1週間の大まかな流れは、3日間競技の場合、以下のようになります。
月 オフ(朝はトレーニング、夕方は荷造り)
火 指定練習日(早朝移動)
水 指定練習日
木 プロアマ
金 試合1日目
土 試合2日目
日 試合最終日(帰宅後は荷ほどき)
基本的にこのようなスケジュールで、3月から11月までの9カ月間ツアー生活を送ります。4日間競技の場合は、水曜がプロアマ、木曜が試合1日目に繰り上がります。ほとんどの選手は、3日間or4日間)の試合で100%の力を発揮するために、他の4日ないし3日をフルに使っているのです。
疲労を溜めないようにコンディションを整え、時間や予定をコントロールして心身の負担を減らすのもツアープロの大事な仕事といえそうです。それでも疲れてしまったとき、調子が上がらないとき、選手はどのように乗り越えているのでしょうか。
「若い頃はあまり休まず転戦していましたが、何年かしてシーズン中に疲労から調子が落ちてきたら『このへんで合宿をしよう』と決めるようにしました。1週間ほど休み、トレーニングや打ち込みをして立て直しました。それでも調子が上がらないときは、現地での練習ラウンドを減らしましたね。火曜、水曜は9ホールずつ回ったり、知っているコースなら、両日とも球打ちだけして木曜日のプロアマラウンドでレイアウトの確認をしたりしていました」
試合を休むといっても、リゾート地や温泉地に行って、何もせずに過ごすのではないのです。トレーニングや練習をしながら疲労をとったり、トーナメント会場に入ってから調子をみて練習量を調整したり、臨機応変、柔軟に対応する姿勢に高いプロ意識を感じます。
ひいきの選手が試合のない曜日をどう過ごして、このトーナメントに臨んでいるのか。そんなことをイメージしながら観戦するのも楽しそうです。
飯島 茜(いいじま・あかね)
1983年生まれ、千葉県出身。2005年にプロ入会し、翌06年の「近未來通信クイーンズ」で早くも初優勝。07年には国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」も制するなど、ツアー通算7勝。現在はYouTubeチャンネル「飯島茜のゴルフちゃんねる」でのレッスン動画や女子ツアー解説が好評。サーフビバレッジ所属。
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