キャリーで直接カップインの強烈イーグルも! 国内メジャー覇者・永峰咲希が単独2位で復活ののろし

2020年日本女子プロゴルフ選手権覇者ながら昨季ランキングでのシードには届かなかった永峰咲希。今季も予選落ちを喫する試合が多かったが、パナソニックオープンレディースでは単独2位と、復活ののろしを上げた。

ショートゲームを武器に復活気配の永峰咲希

◆国内女子プロゴルフ<パナソニックオープンレディース 4月28~30日 浜野ゴルフクラブ(千葉県) 6656ヤード・パー72>

「もちろん悔しさもあります。プレーオフしたかったけど、最後(穴井)詩さんはすごかった。参りました、という感じ。楽しかったこの気持ちを忘れないうちにまた優勝争いをしたいと思います」。惜敗した永峰咲希は、淡々とそう口にした。

ショットインでのイーグルを決め、同組の藤田さいき(右)とハイタッチを交わす永峰咲希 写真:Getty Images
ショットインでのイーグルを決め、同組の藤田さいき(右)とハイタッチを交わす永峰咲希 写真:Getty Images

 2020年日本女子プロゴルフ選手権以来となるツアー3勝目がかかっていた。昨年は思うような結果が出せず、メルセデスランキング65位でランキングでのシードには手が届かなかった。公式戦優勝での3年シードで試合に出場しているが、先週までの7試合で予選落ちが4回。結果が出ているとは言えない状況だった。

 そんな中で、ようやく絡んだ優勝争い。永峰は18ホールしぶとく戦った。圧巻は8番パー5だ。フェアウェイから残り100ヤードの第3打をPWで打って、直接カップイン。カップ手前のフチをえぐり取るような強烈なイーグルで通算10アンダー。単独首位に立った。

 バックナインに入ると穴井と一進一退の戦いが続いたが、最後まであきらめずに攻め続けた。17番のバーディーで通算9アンダー。18番でも3メートルのバーディーチャンスにつけたが、惜しくも入らず、涙を飲んだ。

「18番が入ってくれればプレーオフだったけど、それだけじゃないので。今日アンダーパーで回れてよかった。もったいないボギーもあったし、ダメかも、行けるかも、ダメかも、行けるかも……という1日。(同じ組の)新海美優と藤田さいきさんが声をかけてくれて」と、いい雰囲気の中での好プレーだったことを明かした。

 このオフ、徹底的に磨いたショートゲームが効力を発揮した1日だった。6番の最初のバーディーも、左20ヤードからのチップイン。8番の豪快なイーグルが、その集大成と言ってもいいだろう。「今日みたいな天気の日にチップインが取れてよかった」と笑った。

 復調の気配に表情も明るくなった永峰。また一人、強い選手が優勝戦線に戻ってきた。

永峰 咲希(ながみね・さき)

1995年4月28日生まれ、宮崎県出身。2014年にプロテスト合格。18年の「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝を飾る。20年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」でメジャー初制覇。ツアー通算2勝。ニトリ所属。

【動画】「こんな展開が待っているとは…!!!」 永峰咲希の放った“ダンクイーグル”がアップされた実際の映像
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