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- 米ツアー・プレーオフで戦った2人が「パー5のティーショット」でドライバーを“使わなかった”のはナゼ?
多くのツアープロのコーチとして活躍している石井忍氏が“ここはスゴイ”と思った選手やプレーを独自の視点で分析します。今回注目したのは「RBCカナディアンオープン」でプレーオフを戦ったニック・テイラーとトミー・フリートウッドです。
カナダ勢のナショナルオープン優勝は実に69年ぶり
6月8日から11日まで、カナダのオークデールゴルフ&CCで「RBCカナディアンオープン」が開催されました。優勝したのは、カナダのニック・テイラー選手。通算17アンダーで並んだイングランドのトミー・フリートウッド選手をプレーオフの末に下し、3年ぶりとなるツアー3勝目を挙げました。
カナダ勢がこのナショナルオープンで優勝したのは、実に69年ぶりのこと。地元カナダの多くのギャラリーがテイラー選手を応援していたのはもちろん、プレーを終えていたマイク・ウェア選手やアダム・ハドウィン選手ら、カナダ勢がグリーンサイドでテイラー選手を応援していた姿は印象的でした。

さて、今大会で紹介したいのは、そんなテイラー選手とフリートウッド選手のプレーオフ。パー5のティーショットのクラブ選択です。
プレーオフは、4ホール目にテイラー選手が約20メートルのイーグルパットを沈めて決着がつきましたが、1、2、4ホール目で使用されたのが18番ホールでした。18番は499ヤードのストレートで幅が狭いパー5。ティーイングエリアから300ヤード前後のエリアにクリークが横切っているレイアウトです。
プレーオフではこのホールで計3回のティーショットを打ったわけですが、テイラー選手は毎回ハイブリッドを、フリートウッド選手は毎回アイアンを手にしてショットを打っていたのです。
パー5のティーショットは“ドライバー”の固定観念にとらわれないこと
パー5のティーショットでドライバーを持たないマネジメントは、一般ゴルファーの皆さんにも参考になるのではないでしょうか。
今回のシチュエーションで2選手がドライバーを使わなかった理由は、ティーショットで距離を稼がなくても2オンを狙えたこと、ランディングエリアにクリークがあったことなどがあります。もしも2オンの可能性がなくなったとしても、時にはこのマネジメントが有効です。
ドライバーを持つと、絶対に入れたくない池やバンカーにつかまる可能性が高い時、いいイメージが持てない時は、フェアウェイウッドやハイブリッド、アイアンで枠に飛ばすことを優先してみましょう。
「パー5のティーショットはドライバーを使わなければいけない」と固定観念にとらわれず、“刻む”選択肢も頭に入れながら攻略ルートを探すと、ゴルフの幅が広がってくるはずです。
ニック・テイラー
1988年生まれ、カナダ出身。アマ時代は、2007年のカナダアマチュア選手権で優勝するなど活躍し、世界アマランキング1位も経験。プロ転向後は、14年にPGAツアー初勝利。20年に2勝目を挙げ、今年のRBCカナディアンオープンで3勝目を達成。カナダ勢として69年ぶりとなるナショナルオープン優勝を成し遂げた。
トミー・フリートウッド
1991年生まれ、イングランド出身。世界アマランキング1位に立った2010年にプロ転向。ルーキーイヤーで参戦した欧州下部ツアーでは、同ツアー史上最年少で賞金王に。13年に欧州レギュラーツアーで初優勝。17年は欧州ツアーの年間王者に輝いた。22年に欧州ツアー通算6勝目をマーク。
【解説】石井 忍(いしい・しのぶ)
1974年生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年プロ転向。その後、コーチとして手腕を発揮し、多くの男女ツアープロを指導。「エースゴルフクラブ」を主宰し、アマチュアにもレッスンを行う。
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