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- 物価高でも飛ぶように売れる! 全英オープン会場“ビール1杯のお値段”は? 他のメジャーと比較すると高い? 安い?
全英オープンの会場で飛ぶように売れているビール。その値段は7.5ポンド(約1540円)。円安の影響もあり、日本人には高く感じますが、他のメジャー大会やスポーツ観戦と比べると、この値段は高いのでしょうか、安いのでしょうか?
全米プロ、全米オープンよりは安いがマスターズよりは高い
ゴルフトーナメント観戦の楽しみの一つとして人気のビール。全英オープンの会場でも大人気です。初日は雨で寒かったにもかかわらず、飛ぶように売れていました。気になる価格は7.5ポンド(約1540円)。これが他のメジャー大会と比べてどうなのか、見ていきましょう。
今年の他のメジャー大会でのビールの価格を調べてみると、最も高かったのは全米プロゴルフ選手権で14ドル(約2210円)。2022年にはこの価格が18ドル(約2840円)まで高騰し、あまりの高さにジャスティン・トーマスが「もっとファンを大切にしようよ」とSNSで批判したことが話題になりました。その結果、価格が引き下げられた経緯があります。
全米オープンでは11ドル(約1740円)。これらと比較すると、全英オープンのビールはお得に感じられます。
メジャーで最も安くビールが飲めるのはマスターズ。なんと6ドル(約950円)。欧米に比べ物価の安い日本のスポーツイベントでもビール1杯1000円以上で販売されることが多いなか、この価格は破格といえます。しかし、マスターズのチケットは非常に高額で、転売価格は2000ドルから2500ドル(約31.6万円~39.5万円)とされています。ビールは安くても、そのぶん入場料は非常に高いのです。
地元のパブよりは高いけど、大谷で人気のMLBよりは安い
では、この全英オープンでの7.5ポンド(約1540円)というビールの値段は、スコットランド名物のパブの値段と比べてどうなのしょうか? 会場近くのパブでギネスを注文したところ4.5ポンド(約920円)、そしてホテルでビールを飲んだところ5.5ポンド(約1130円)でした。スポーツイベントの会場ということで、全英オープンのビールの価格は地元のパブなどより少し高めの設定になっているようです。
さて、他のスポーツはどうなのでしょうか? 日本でも人気のイングランドのプロサッカーであるプレミアリーグでは、スタジアムによっても異なるようですが全英オープンと同じくらいの値段が多いようです。全英オープンのビールの価格は地元・英国でのスポーツイベントのビールの相場と変わらないようです。
高額なのは米国のスポーツイベント。なかでも大谷翔平の活躍で日本でも大人気のMLB・ドジャースタジアムでは、現在19ドル(約2850円)でビールが販売されているようです。全米プロ、全米オープンも全英オープンより高額でしたが、英国のスポーツイベントでは米国のスポーツイベントよりも安くビールを提供しています。
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