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- えっ!レインウエアって洗うの?「洗濯すると“はっ水性能”が落ちる」は間違い!“雨具の長持ち術”をワークマンに聞いてみた
「去年買ったレインウエア、なんだか水を弾かなくなった気がする」こんなことを思った経験はありませんか? 実はその原因は、“洗っていないこと”かもしれません。今回は、耐久はっ水素材に定評のあるワークマンの広報担当・伊藤さんに、レインウエアの正しいメンテナンスについてうかがいました。
「はっ水」と「防水」は似ているようで実は別モノ
「そんなに汚れていないし、まだ大丈夫」「そもそも、雨具って洗うものなの?」そう思って、何度も洗わずにレインウエアを着ていませんか? 実はその行動が、はっ水性の低下や生地の劣化、さらには臭いの原因になっているようなのです。

「レインウエアは使用後にきちんと洗い、乾かして、必要に応じて再はっ水加工をする。このサイクルこそが寿命を延ばす唯一の方法なんです」(ワークマン広報・伊藤さん)
皮脂や泥などの汚れが生地に蓄積すると、はっ水加工の効果が発揮されず、水を吸いやすくなります。また湿った状態で放置すれば雑菌やカビの繁殖も加速。なんとなくのイメージで、洗濯によってはっ水加工が落ちてしまうのではと思っていた人もいるかもしれませんが、“洗わない=劣化を早める”という意識転換が必要なようです。
意外と知られていないのが、「はっ水」と「防水」の違いです。はっ水は、生地表面に水を弾く加工を施したもので、小雨や水はねに対応。防水は、素材や構造自体が水を通さず、長時間の雨にも耐えます。ゴルフのように長時間屋外で動く場面では、軽さ・通気性・動きやすさも大切。ただし、高機能でもお手入れを怠ると効果は低下します。
はっ水スプレーでレインウエアの性能は回復する
とはいえ、どんなに手入れしても限界は来るもの。「もう水を弾かない……」と感じたら、まずははっ水スプレーや専用洗剤でのケアを試してみるといいそうです。
「生地の破れや劣化、明らかな変質が見られる場合以外は、はっ水スプレーである程度ははっ水性を取り戻せることが多いです。すぐに買い替えるのではなく、まずは手入れを」「タイミングとしては洗濯後、完全に乾かし、汚れを落としてからスプレーするようにしてください。湿ったままだと効果が出ません」(同前)
レインウエアは「洗うほどダメになる」のではなく、「洗わないからダメになる」ことがお分かりいただけたでしょうか。「こまめな洗濯&はっ水スプレー」で、お気に入りのレインウエアを長持ちさせましょう。
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