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- 「全員のスコアが130台」のグループはお断り!? “ビギナー同士のラウンド”はゴルフ場にとって迷惑なのか?
最近「ビギナー同士のラウンド」を非難するインターネットの書き込みを目にする機会が増えました。ビギナー同士のラウンドはゴルフ場に迷惑をかけているのでしょうか?
ビギナー同士でもどんどん来てほしいが……
このところインターネットの掲示板を見ていると、次のような書き込みを頻繁に目にするようになりました。

「最近、ビギナー同士でゴルフ場に来ている連中が目立つけど、4人全員のスコアが130〜140台でスムーズにラウンドできるわけがないだろう。周りのことを考えてくれ。いい迷惑だ」
筆者がゴルフを始めた25年前(2000年ごろ)は、「ビギナーは練習場でトラック1台ぶんのボールを打ってからコースデビューしなさい」という教えがありました。トラック1台分のボールが何球なのか分かりませんが、要するに「練習場でそれなりに真っすぐ飛ぶようになってからコースデビューすべき」ということなのでしょう。
しかし練習場で真っすぐ飛ぶようになっても、コースで真っすぐ飛ぶとは限りません。練習場はマットも打席も平らで、クラブヘッドが少し手前から入ってもマットの上を滑ってボールに当たってくれます。
コースに行くと平らなところはほとんどありませんし、クラブヘッドが手前から入ると土の中にもぐったり跳ねたりして、ダフりやトップが出ます。練習場と同じように打っているつもりでも、ボールは真っすぐ飛びません。「こんなはずじゃなかったのに」と首をかしげなから、やっとの思いで18ホールを完走します。
練習をしっかりやってからコースデビューするのと、コースデビューしてから練習に力を入れるのはどちらがいいのでしょうか。一般的には、コースデビューが早いほうがゴルフの継続率を高めるといわれています。
ゴルフ場関係者に話を聞いたところ、ビギナー同士のラウンドを迷惑とは思ってはいないようです。「ビギナー同士でもどんどん来てほしい。日本のゴルフ場は来場者の高齢化が進んでいるから、特に若い人たちは気兼ねすることなくプレーを楽しんでもらえたら」とのことでした。
しかしゴルフ場関係者は、ビギナー同士のラウンドで注意してほしいことが3点あるとも話しています。
「1点目がプレーの進行です。前の組と離れないように、目安としてはハーフ2時間30分以内で回れるようになってほしい」
「2点目は安全面の配慮です。ショットが曲がったときは『ファー』のかけ声で、隣接ホールに注意喚起してください。前の組に打ち込まないよう、適切な距離感を保つことも重要です」
「3点目は最低限の後始末です。ターフを取った後の目土や、ボールがグリーンに着地したときにできるピッチマーク修復などですね。経験者でもやらない人が増えている中でビギナーの方にお願いするのは難しいかもしれませんが、バンカーならしとバンカーレーキの後片づけはお願いしたいです」
ビギナーにゴルフ場の使い方を教えるのは誰の役目なのか
これらの話を聞いて思いました。「ビギナー同士のラウンドはプレーの進行が遅く、安全面の配慮が欠けており、最低限の後始末もできていないから、非難の対象になっているのではないか」と。
ゴルフ場で守るべきマナーは非常に多く、すべてを完璧に覚えるのは難しいです。筆者がビギナーのころはキャディーつきプレーが主流でしたから、キャディーさんにゴルフ場での所作を手取り足取り教わりました。
ティーショットが曲がったら隣のホールに向かって大声で『ファー!』と叫ぶこと。フェアウェイでターフを取ったらディボット跡に目土を入れること。バンカーは低いところから入り、低いところから出ること。
バンカーレーキはボール位置まで持っていき、打ち終わったらショットの痕跡と自分の足跡を消すように砂をならしながらバンカーを出ること。ピッチマークはグリーンフォークとパターヘッドを使って平らに戻すこと。前の組と間隔が空いたら、追いつくまで急いでプレーすること……。これらはすべてキャディーさんから教わりました。
それが今の時代はセルフプレーが主流ですから、ゴルフ場の使い方を教えてくれる人が誰もいません。ビギナー同士のラウンドで、プレーの進行や周囲への配慮がおろそかになるのは仕方がありません。
でも、仕方がないから大目に見るというわけにもいかないのです。誰かが教えるべきです。基本的にゴルフ場の使い方を教えるのはゴルフ場の役目だと思います。
ただゴルフ場も今の時代、必要最小限の人数で営業しています。その役目を地元のゴルフスクールなどに委託することができれば、プレー進行がもう少しスムーズになるのではと感じています。
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