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- 「優勝副賞の車は最低でも1年間乗らないと売っちゃダメ」「諸経費は自己負担」など… 知られざるツアープロの“クルマ事情”とは
ゴルフトーナメントといえば、かつては必ず優勝副賞として自動車を手にできました。また、スポーツカーでクラブハウスに乗りつける選手も少なくありませんでしたがが、最近の車事情は多少異なるようです。
近年は実用性と快適性を重視した車が主流
レギュラーツアーで活躍していた当時は、愛車を3、4台保有していたという手嶋多一プロ。ほかの選手も例外ではなく、しかも高級車が少なくなかったとか。ところが、最近は自動車に重点を置かない選手が増えているそうです。
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先日、片山晋呉選手とも話したんですが、ひと昔前のプロゴルファーって、いい車に乗りたいから頑張っていたところってあったんですよね。

ベンツやBMWはもちろん、フェラーリやポルシェなどのスポーツカーがゴルフ場の駐車場に停まっている光景は珍しくありませんでした。中にはだれとはいいませんが、ロールスロイスも見かけましたよ(笑)。
個人的には多い時で4台ぐらい保有していたでしょうか。車好きだったこともあり、ポルシェやロータス、マセラティ、フェラーリなどです。
最近の若手選手にも車好きはいますが、昔とはやや趣向が異なるようですね。駐車場でよく見かけるのは、アルファードやプリウスといった積載量や燃費に優れたタイプで、スポーツカータイプはあまり見かけません。ベンツでもSクラスよりはSUVが多いですね。キャディーバッグを乗せることを考えれば、その方が実用的ですし、長い距離を運転するなら快適性を求めるのも理解できます。
実際、スポーツカーだとキャディーバッグやスーツケースを乗せてゴルフ場に来ることは難しく、荷物だけを先に宅配便で送っておくか、帯同キャディーに頼んで運んでもらうしかありません。ただ、スポーツカーは遊びで乗ることの方が多く、ゴルフ場へはベンツのCクラスに乗って、自分で荷物を運ぶことのほうが多かったですね。
自分の場合は福岡に住んでいたこともあり、車での移動は限られていました。飛行機で空港に着いたら、レンタカーをするか、親戚などの知り合いに車を借りることが多く、その場合は、コンパクトカーだったりしますが、あまり不便には感じませんでした。
海外招待選手は車を手にしても換金するのが普通
人によっては選手がどの車に乗っているかよりも、優勝副賞で手にした車をどうしているかのほうが知りたいのではないでしょうか。確かに年間何勝もする選手は車の置き場所に困るでしょうし、気になるところです。選手によって分かれるところですが、自分で乗るタイプと換金するタイプに分かれます。
自分の場合はしっかり乗っていました。幸い、実家がゴルフ練習場を営んでいたので、そこの駐車場に停めることができましたし、最低でも1年間は本人が登録していなければいけないからです。1年を過ぎれば、知り合いに譲ったり、業者に売り渡すのは問題ありません。ただ、ツアー8勝していますが、優勝副賞で自動車を手にしたのは3試合だけでしたね。
少ない経験ですが、自動車を手にして判明したこともいくつかあります。実は、副賞といっても、完全な無料ではないことです。あくまでも車体をいただくのであり、それに付随する諸経費は自分で払わなければいけません。
今だからいえますが、日本オープンで優勝したときの副賞はBMWでしたが、諸経費だけで150万円支払いました。さらに、贈与税も支払った記憶があります。
したがって、外国人選手はあっさりと現金に換える人が多いですね。実際、招待選手が車を手にしても、自分の国へ運ぶのに別料金が発生しますからね。たとえ換金した価格が車体価格より大幅に低い数字になっても、現金に換えた方がいいと判断するのも当然でしょう。
国内ツアーを主戦場にする外国人選手も例外ではありません。みな、自分の国に家族がいたり、家があるわけですからね。特に、年間何勝もするような選手は、何台もいらないので、あっさりと換金します。その場合、どれぐらい受け取れるかといえば、車体価格の6割ぐらいと考えていいでしょう。500万円の車なら300万円ぐらいです。
ちなみに、海外ツアーでも高級車をコース内に飾ってある試合はたくさんありますが、あれはホールインワンを達成したときにもらえる車なんです。優勝副賞で車をもらえるのは日本ツアーぐらいなので、外国人選手が優勝するとたいがい驚いていましたね。
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