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大学最高峰の大会をめぐるゴタゴタに日本ゴルフ協会の裁定は? 大人は“学生ファースト”の判断を下せたのか【小川朗 ゴルフ現場主義!】
東京地裁にまで持ち込まれた関東学生ゴルフ連盟の問題は、7月16日に東京都中央区のJGAで開かれた同協会の常任理事会で大きなヤマ場を迎えました。
要望は却下され日本学生は146人プラス若干名で開催
【PM3:07】池谷会長JGAの入っているビルから退出。
以下、池谷会長と一問一答。
――決まりましたか?
池谷 決まった、決まった。
――白井さんの希望通りになりましたか?
池谷 それは僕から言うわけにはいかない。これから白井さんにお手紙でお伝えするので。
―― では白井さんに直接お聞きするしかないということですか?タイムラグが出ますね……。
池谷 どうしても聞きたいのであれば、事務局に聞いてください。
―― では山中(博史JGA)専務執行役か、事務局か。
池谷 そうだね。
――分かりました。しかしこの問題、学生不在の大人同士のいざこざになってしまっていますね。
池谷 おっしゃる通り。でも収まってほしいのはこの(日本学生ゴルフ選手権)問題じゃないでしょ? もっと根本の問題(社会人理事と加盟校の部長・監督・学生理事との対立)が収まってほしい。
【PM6:07】JGA山中専務執行役よりショートメールで本日の結果が送られてきました。そのやり取りを公開します。
――日本学連の要望は却下、日本学生、女子学生は146人で行うということでよろしいですか?
山中 146名プラスJGA特別承認者若干名となります。
――(白井氏からは)30ではなく26で、それが無理なら最後はたとえ数名でもいいから(関東からの)出場枠を増やしてほしいということでした。
山中 却下と言う言葉は使っていませんが、要望に応えることはできません、ということです。
(中略)
――昨年暮れに決まった関東(学連)から男女15ずつ削除し、各地区に振り分けられた形のまま、開催されるという表現で間違いありませんか?
山中 我々は146名枠を学連に付与しているので、あとは日本学連がその枠をどのように配分、使うのかは分かりません。学連、白井会長の事情はよく理解できますが、大会を主催する日本ゴルフ協会として、この段階で出場人数を増やし、これまでの協議規定を変えることはいたしかねるという理由です。運営上のリスクもあるわけですし、それにより不利益を被る人もいることを考えると要望に応えることはできませんということです。
※ ※ ※
日本学連と関東学連の紛争にとって大きな山場となった1日は、こうして暮れていきました。2025年の日本学生・日本女子学生ゴルフ選手権の出場枠については、ひとまず答えが出ました。
しかし、問題の本質はもっと根深いものです。この日の“議題”は学生ゴルフの日本最高峰大会の出場枠に関することでしたが、そもそもなぜこんな事態になっているのかが全く解決されていないからです。
白井氏はJGAに対して「教育的配慮をお願いしたい」と口にしていましたが、これまでの流れを見ていると、本来あるべき”学生ファースト“とは全く違う方向に行っていると言わざるを得ません。都合よく学生を大人扱いしたり子供扱いしたりする恣意性は、今回の白井氏の言葉にもにじんでいます。
また、池谷会長の指摘通り、関東学連の社会人理事と、大学ゴルフ部の部長・監督・学生理事との対立は根本的な解決には至っておらず、事態が落ち着いたとはとても言えない状況が続いています。
次回はこうした対立関係を深刻に受け止め警鐘を鳴らす、多くの関係者の声をお届けし、その根底に横たわるものに迫りたいと思います。
取材・文/小川朗
日本ゴルフジャーナリスト協会会長。東京スポーツ新聞社「世界一速いゴルフ速報」の海外特派員として男女メジャーなど通算300試合以上を取材。同社で運動部長、文化部長、広告局長を歴任後独立。東京運動記者クラブ会友。新聞、雑誌、ネットメディアに幅広く寄稿。(一社)終活カウンセラー協会の終活認定講師、終活ジャーナリストとしての顔も持つ。日本自殺予防学会会員。(株)清流舎代表取締役。
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