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- 「プロアマ」が試合後開催のシニアツアーは選手がノリノリ!? 知られざるプロアマ中のやりとりをツアープロに教えてもらった
ゴルフならではの文化の一つにプロアマ戦があります。その名のとおり、プロとアマチュアが一緒にラウンドする大会のことです。通常はトーナメント初日の前日に開催されますが、シニアツアーでは最終日の翌日に開催されることが増えてきました。はたして、プロはこのプロアマ戦をどのようにとらえているのでしょうか。
ゲストのゴルフが崩れないようにタイミングよくアドバイス
トーナメント初日の前日に開催されることが多いプロアマ戦。プロとアマチュアがラウンドできるゴルフならではのイベントですが、国内シニアツアーでは最終日の翌日に行われる試合が増えているそうです。そこで、プロアマに対する考え方をレギュラー、シニアの両ツアーに出場する手嶋多一プロに聞いてみました。
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今年から新規トーナメントとして開催された前澤杯ではプロアマ戦を10日間行い、一般のアマチュアでも参加できるシステムにしました。これまでのプロアマ戦といえば、トーナメントの主催者が参加するアマチュアを招待することが多く、一般のアマチュアがプロアマ戦に出場することは難しかっただけに、画期的といえるでしょう。

プロアマ戦では1組4人でプロ1人、アマ3人が基本です。1番ホールと10番ホールのほかに5番ホールや14番ホールなどからも同時にスタートするショットガン方式が主流です。プロアマ戦に出場する選手は、主催者が招待したゲストであろうと、一般応募の方であろうと、できる限りのおもてなしを心がけています。
豪快なドライバーショットや高い技術を至近距離で見てもらうだけでなく、ゲストにとってプラスになるアドバイスをすることも大切な仕事です。ただ、アドバイスをするタイミングって意外と難しいんですよね。
みなさんも経験があると思いますが、いきなりスイングを修正されると、ボールがまったく当たらなくなることってあるじゃないですか。プロアマ戦といえども、チームとしてスコアを競うわけですから、いきなりボールが当たらなくなっては困ります。したがって、数ホールはその人のスイングや球筋を見たうえで、支障がないようなアドバイスをするようにしています。
最近はゲストに対してスタート前に「聞きたいことがあったらなんでも聞いてください」と声を掛けるようにしています。ゲストから「こういう場合どうしたらいいですか?」とか尋ねてもらったほうが、こちらもアドバイスしやすいですし、ゲストのゴルフが大きく崩れることも少ないですからね。
試合とは関係ないプロアマ戦にも呼ばれやすいシニアプロ
ゲストの中にはプロに対して気軽に質問できない方もいらっしゃいます。ミスショットの後に1人でシャドウスイングをしながら首を傾げている姿を見つけたら、こちらから声を掛けるようにしています。
個人的にお勧めしたいのは、シニアツアーのプロアマ戦です。とにかく選手はみなサービス精神旺盛です。自分がシニアツアーに初めて出場した際、まず驚いたのが先輩プロのホスピタリティーでした。いきなりスタートホールからレッスンを始める先輩プロも結構いましたからね。
ティーイングエリアもアマの近くですし、とにかく距離感が近い。しかも、シニアの場合木曜日から土曜日までの日程が多く、日曜日にプロアマ戦を開催します。選手にしてみれば、すでに試合が終わっているので緊張感はありません。プロアマ戦に全力を集中できるわけです。
プロアマ戦の前夜祭がある場合でも、最終日の夜に行われるので、そこでも気軽にゲストの方と会話を楽しめます。普段から疑問に思っていることでも、ツアーのちょっとした裏話でも聞きたいことがあれば、ほぼ答えてくれます。
コミュニケーションをとることによって、ゲストと親しくなり、新たにスポンサーになっていただくことも珍しくありません。シニアツアーのプロアマ戦はお互いにとっていい関係を築ける場だと思います。
シニアプロは50歳以上なので、経験が多いぶん会話の内容も面白いですし、いろんなことをよく知っています。ゲストとのコミュニケーションの取り方もうまいので、トーナメントとは関係なく行なわれるプロアマ戦に呼ばれることも多いのでしょう。
実際、シニアツアーの試合数自体はそれほど多くありませんが、単独のプロアマ戦は結構あるので、意外とシニアプロは忙しくしています。若い女子プロと一緒にラウンドするのも楽しいかもしれませんが、ゴルフの面白さを知りたい、上達したいと考えているなら、シニアツアーのプロアマ戦がお勧めです。
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