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- 「日本のプロテスト1本だけじゃない」 韓国ツアーを戦ったプラチナ世代ゴルファーが語る“海外経験”のススメ
12歳からゴルフを始め、オーストラリアへの短期留学、そして2024年シーズンには韓国2部「ドリームツアー」に参戦するなど“異色”ともいえるキャリアを歩んだ鈴木愛佳子(すずき・ちかこ)。韓国ツアーの実情や幼少期の貴重な話まで、本音を赤裸々に語ります。【鈴木愛佳子の韓国ツアー“奮闘記”第11回】
韓国下部ツアーで日本人選手の優勝者も
プロゴルファーの鈴木愛佳子は2000年生まれの25歳。
ツアー出場権を持たず、25年8月をもって選手生活を終える決断を下したが、実は昨年1年間、韓国女子ツアー(2部)に参戦していた。日本ではあまり知られていない韓国ツアーの実情――。ツアーの中身から生活環境まで彼女は韓国で何を感じ、何を学んだのか。貴重な体験談を全12回に分けてお届けする。
※ ※ ※
私の連載も残すこところあと2回です! 今回は韓国ツアー参戦のメリットについて少しお話したいと思います。
私は“プロゴルファー”として試合に出たい一心で、昨年は韓国女子ゴルフ(KLPGA)2部のドリームツアーに挑戦しました。あの1年は本当に貴重な時間でしたね。
日本の国内ツアーはプロテストに受かって正会員になり、さらにQTを突破しないと出場できないんですけど、ツアーに出たいって夢を持っている選手はたくさんいます。

でも、視野をちょっと広げれば、距離も近くて時差もない韓国ツアーにチャレンジできるんです。実際、韓国で頑張る日本人選手も少しずつ増えていて、2部や3部で優勝する選手も出てきています。
それくらい韓国でも十分に通用する力を持った選手は、日本にもたくさんいると感じます。
成長につながる海外経験
海外に挑戦するメリットって、本当に大きいと思います。言葉や文化に適応する力がつくし、慣れない環境で1人暮らしをしながらプレーするのって、めちゃくちゃ精神的に鍛えられるんです。
もちろん、ゴルフの技術面でも刺激を受けました。韓国人選手のショットの精度の高さは本当にすごくて学ぶことだらけでした。ハイレベルなゴルフに触れることで、自分の課題がはっきりして、じゃあどう克服しようかっていうモチベーションにもつながりました。
予想外の出来事が起きた時に冷静に対応する力も、あの経験で身についたと思います。
だからこそ、日本のプロテスト1本だけじゃなくて、韓国ツアーに挑戦するって選択肢もアリだと思うんです。文化やプレースタイルの違いに触れることで、自分を客観的に見直せるし、それを克服する努力が成長につながる。
海外ツアーで戦った経験は、必ず将来のキャリアにもプラスになるはずです。
鈴木 愛佳子(すずき・ちかこ)
2000年7月1日生まれ、神奈川県出身。幼少期から中学まで本格的に空手を習い、全国優勝も経験。空手界で将来を嘱望される一方、父の勧めで12歳からゴルフも始める。オーストラリア留学を経て本格的にゴルフの道へ。プロゴルファーになることを決意して帰国。23年には韓国のインターナショナルQTに初挑戦で8位に入り、24年シーズンは韓国2部「ドリームツアー」に参戦。ツアープロとしての道を歩む。25年8月をもって選手生活を終える決断を下し、同年9月に芸能事務所「セント・フォース」への所属を発表した。得意クラブはショートアイアンとパター。趣味はスポーツ観戦。
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