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コブラ「OPTM X」ドライバーは選択肢に入れるべき名器!? QP試打で分かった飛びと寛容性の絶妙バランス
コブラの「OPTM X ドライバー」は、スピード、正確性、安定性を高いレベルで融合させた460ccドライバーです。低スピン性能と寛容性のバランスを追求し、POI(ねじれにくさ)とMOI(慣性モーメント)を最適化することで、オフセンターヒット時のブレやサイドスピンを抑制しています。シリーズの中では “基準モデル”といえるこの一本を、QPこと関雅史プロが詳しく解説します。
シリーズの基準になるクセの少ないモデル
最初にこのドライバーを見て思ったのは、最近のドライバーがいかに寛容性の方向へ進んでいるか、ということです。
昔のように「飛ぶけれど操作して使う」クラブというより、今は「どこに当たっても大きく曲がらない」ことが大きな価値になっている。その流れを、このモデルはかなりよく体現していると思います。
コブラのOPTMシリーズには、より低スピンで叩けるLS、寛容性に振ったMAX-K、つかまりを重視したMAX-Dがあります。その中でXは、いちばん真ん中にあるモデルです。

LSはかなりとんがった性格で、強く叩ける人向け。MAX系は完成度の高いオートマチック系ですが、重心深度も含めてやさしさの方向に振り切っています。
その点、このXは低スピン性能と寛容性のバランスがよく、まずこのモデルを打ってから、もっと低スピンにしたいならLS、もっと曲げたくない、あるいはつかまえたいならMAX系へ、という選び方がしやすい。シリーズ内での立ち位置が非常に明確です。
コブラ「OPTM X ドライバー」QP’s チェック(5点満点)

◆飛距離性能 4.0
◆曲がりにくさ 4.5
◆コスパ 5.0
◆打感 4.5
◆つかまり 4.5
◆寛容性 4.5
◆上がりやすさ 4.0
◆構えやすさ 4.0
◆操作性 3.5
◆デザイン 4.5
【試打クラブスペック】
ロフト:10.5度
シャフト:LIN-Q for Cobra (S)
曲がりにくいのにスピンが増えすぎない
このドライバーのいちばんの魅力は、やさしさと飛びがうまく共存しているところです。寛容性の高いドライバーは、どうしてもスピン量が増えやすく、結果として飛距離を少し犠牲にするケースがあります。でも、このOPTM Xはスピンがあまり増えません。

10.5度のロフトでも、球は強く出ます。もちろんロースピン一辺倒のクラブではありませんが、曲がり幅を抑えながら、しっかり前に飛ばせる。やさしい系のドライバーにありがちな、球が上に逃げてしまう感じが少ないんです。
面白いのは、慣性モーメントの高さを感じるのに、振りづらさがないことです。一般的には重心が深く、遠くなるほどクラブの挙動は鈍くなり、コントロール性が損なわれやすい。でもこのクラブは、そこまで重心距離が長く感じない。にもかかわらず、曲がりにくさはしっかりある。このあたりは、コブラのヘッド設計のうまさだと思います。
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