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- 大谷翔平がマジメにゴルフをやったら何ヤード飛ばせる? ざっくり計算してみた
野球界を代表するスーパースター、大谷翔平選手。もし彼がゴルフクラブを手にしたら、どんなスイングを見せるのでしょうか。メジャーリーガーのスイングスピードや飛距離データをもとに、プロゴルファーの視点からそのポテンシャルを探ってみました。
メジャーリーガーのスイングデータから潜在能力を探る
さまざまなジャンルのトップアスリートにも愛好家が多いゴルフ。なかでも野球選手は「とにかく飛距離がすごい」と話題になることが多いです。
では、現在ワールドシリーズを戦っているメジャーリーグ屈指のスラッガー、大谷翔平選手がゴルフをしたら、どのくらいの飛距離を出せるのでしょうか。レッスンプロの三浦辰施氏は次のように語ります。
「野球選手はバットを振る動作が非常に速いため、ゴルフクラブでもプロゴルファーよりヘッドスピードが速いことも珍しくありません。その速度は私たちプロゴルファーからしても信じられないほどです」
「野球は向かってくるボールを打つ競技ですが、ゴルフでは止まっているボールを自分のタイミングで打つという違いはあるものの、ホームランバッターなら軽く300ヤード以上飛ばす可能性があります。断定はできませんが、大谷選手の身体能力を考えれば、300ヤードを大きく超える飛距離が期待できるでしょう」

メジャーリーグではバッティングのボール初速が打者のパワー指標として重視されており、このデータからゴルフでの飛距離をある程度推測できます。
たとえば、バッターとして大谷選手にも引けをとらない実績を持つマイク・トラウト選手は、ゴルフの打球初速で時速184マイル(約82m/s)を記録した映像が残っています。
一般的にゴルフボールの飛距離は初速の約4倍が目安とされるため、単純計算で約330ヤードに相当します。しかもトラウト選手が使っていたのはヘッドの大きさから見てフェアウェイウッド。ドライバーなら340~350ヤード級の飛距離が見込めます。これはローリー・マキロイやアルドリッチ・ポットギーターといったPGAツアーの飛ばし屋の最大飛距離に匹敵します。
比較のために大谷選手とトラウト選手のバットスイングによる最高打球速度を見てみると、トラウト選手が時速116.8マイル(約52m/s)であるのに対し、大谷選手はそれを上回る時速119.2マイル(約53m/s)を記録しています。
この比較からすれば、大谷選手がトラウト選手並みにゴルフを習熟した場合、350ヤードを超える飛距離を出しても不思議ではありません。
ゴルフを始めてすぐは苦労する野球選手が多い
では、実際に大谷選手がゴルフをプレーしたら、どのようなショットを放つのでしょうか。三浦氏は「飛距離だけを見れば圧倒的な数値を出すでしょう」と前置きしたうえで、次のように指摘します。
「飛ばす力は申し分ありませんが、野球選手の多くははじめのうちボールを真っすぐ飛ばすのが難しいです。野球とゴルフでは打点の位置やインパクトの角度がまったく異なるため、正確に真っすぐ飛ばすには相当な練習が必要です」
「他の競技では陸上のハンマー投げややり投げの選手も持ち前の筋力でボールを遠くに飛ばせますが、安定したショットを打つのは難しい。野球選手も同様に、総合的に見てプロゴルファーレベルになるのは容易ではありません。また、トラウト選手のように幼少期からゴルフを嗜んでいる選手と比べると、大谷選手はゴルフ経験がそれほどなさそうです。スイングプレーンを安定させるには時間がかかるでしょう」
大谷選手ほどの才能をもってしても、ゴルフは簡単に上達するものではない――三浦氏はそう見ています。ただし、メジャーリーグでの大谷選手の活躍ぶりを見れば、ゴルフの理論を理解して吸収すれば、他のアスリートよりも早く上達する可能性が十分あることはいうまでもありません。
ちなみに大谷選手の元同僚でもあるトラウト選手は、タイガー・ウッズ設計による自身のゴルフ場を建設するほどの愛好家としても知られています。トラウト選手が大谷選手を来年オープン予定の自身のコースに招待するなんてこともあるのでしょうか。
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