- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- コラム
- “スロープレーによる1罰打”でタイ人選手が米女子ツアー初V逃す “勝負に関わるペナルティー”が相次ぐ背景とは?
米女子ツアーでスロープレーによる罰打が響き、優勝を逃す事案が発生した。背景には昨年実施された「ペース・オブ・プレー」の規定厳格化がある。
スロープレーによる1罰打で念願のツアー初優勝を逃す
先週の米LPGAツアー競技「ショップライトLPGA」(3日間、54ホール競技)の2日目、アルピチャヤ・ユボル(タイ)がスロープレーで1罰打のペナルティーを課せられたことが米メディアで大きな話題になりました。
注目が集まったのは、彼女がそのペナルティーにより同トーナメントを制したセリーヌ・ブティエの優勝スコアである9アンダーに1打及ばず2位にとどまり、念願のツアー初優勝を逃したためでした。
しかし、このことを取り上げたメディアのSNSコメント欄には「罰打がプレーヤーにどんな影響を与えるかなんてことに配慮する必要はない。プロがラウンドに5時間半もかけるなんて馬鹿げているのだから」「このペナルティーはもっと適用されるべきだ」「PGAツアーでも適用されないだろうか」といった意見が多数投稿されています。
それほどファンはトーナメントでのスロープレーに辟易とし、プレーのスピードアップを望んでいるのでしょう。

そのためLPGAツアーは、このままではファン離れを進行させ、新たなファン獲得の阻害要因になると考え、2025年3月からスロープレー対策で「ペース・オブ・プレー」の規定をより厳格化。それまでの「(警告後のプレータイム計測で)規定時間よりも10秒以内の超過なら罰金。それ以上の超過は2罰打」というペナルティー制度が「1~5秒の超過は罰金。6~15秒の超過は1罰打。16秒以上の超過は2罰打」と改訂されました。
今回のユボルは第2ラウンドの13番ホールで、ホールアウトまでに要した4打の合計所要時間が規定を超過していたとして、競技終了後に1罰打を課されたのでした。
実は、今年4月の「JMイーグルLA選手権」でもイム・ジンヒ(韓国)が第3ラウンドでスロープレーによる1罰打を課せられています。そして、彼女はその1打付加により、翌日の第4ラウンドが終わってみればハンナ・グリーン(豪州)とキム・セヨン(韓国)とトップタイに並び、プレーオフの結果、グリーンに惜敗しています。
また、昨年5月の「ブラックデザート選手権」では、岩井千怜が第2ラウンドの8番ホールで合計所要時間が規定を20秒超過していたとスコアカード提出時に通告されて2罰打。その2打の差で予選落ちとなり、涙する出来事がありました。
罰打の適用例のないPGAツアーは新たなスタッツで抑止効果を図る?
このように女子ツアーでは厳格な罰則例が増えつつある一方で、同じくスロープレーが大きな問題になり、対策の必要性が叫ばれている男子のPGAツアーですが、近年罰打の適用例は耳にしていません。
ただし、抑止効果を期待してか、下部のコーン・フェリーツアーでは、先月からスタッツに「スピード・オブ・プレー」というデータが加わりました。
これは「オフ・ザ・ティー(ティーショット)」「アプローチ・ザ・グリーン(グリーンを狙うショット)」「アラウンド・ザ・グリーン(ショートアプローチ)」「オン・ザ・グリーン(パッティング)」の4つのプレーごとに、全選手が要した時間を計測。その合計タイムと合わせた5部門で、プレーの速い順にランキング(全体平均との差を表示)するデータです。
ちなみに、平均タイムのランキング(対象選手137人)は現在、大西魁斗と石川遼はともに平均より速い36位と45位。しかし、杉浦悠太は平均より5.9秒ほど遅く、129位にランクされています。
このスタッツは、正式発表はまだありませんが、いずれPGAツアーにも導入されるのでしょう。そうなれば、部門1位のプレーヤーには特別賞を贈呈してもしかるべきかもしれません。
最新の記事
pick up
-
長い間、“激スピン”が続く! 本間ゴルフの新作「HONMA WEDGE」が変える「選びやすさ」という価値<PR>
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
ゴルフ初心者でも参加OK!三浦桃香にも会えるコンペ開催「GOLF FUN FESTA 2026」by CURUCURU&ゴルフのニュース ゴルフコンペ参加者募集中
-
累計販売本数は1000万本を突破“日本シャフト”あなたのアイアンを覚醒させる『選ばれ続けるシャフト』
ranking











