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コラム

パッティングでの目線は大事 渋野日向子プロも取り組んだ練習法を紹介!

2021.08.18 野村 タケオ
ゴルフクラブ パター 練習(ドリル)

ゴルフの古い格言に「パット・イズ・マネー」というのがありますが、パットの善しあしがスコアに直結することも多いかと思います。パッティングの向上を妨げている原因の1つが目線にあることを、皆さんご存じですか?

ゴルフのスコアアップにはパッティングの上達が不可欠!

 一般的にゴルフのスコアをつくるのはパッティングだと考えられています。

 ティーショットで300ヤード飛ばしても、アイアンショットでピンそば1メートルに乗せても、最終的にパッティングが入らないとスコアになりません。300ヤードも30センチも同じ1打です。

 パッティングはショットと違い、家でも気軽に練習ができるので毎日でも練習できます。家に練習マットがある人いるでしょう。

 しかし、いくら練習してもなかなか上手くならないという人も多いのではないでしょうか。特に1メートル前後の「できれば入れたい!」というパッティングが、なかなかアマチュアには難しいです。

パッティングでの目線に注意

 1メートル前後のパットが入らない理由にはストロークの問題もあるのかもしれませんが、実は目線を変えるだけでかなり入る確率がアップします。

 ポイントは、テークバックのときにパターヘッドを目で追わないこと。それだけで打ち出しの方向性がかなりアップします。ストロークが気になるとついついパターヘッドを目で追ってしまうのです。

 パッティングに不安がある人はどうしてもストロークに意識が行きがちです。パターを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出そうとか、テークバックを低く引こうとかいろいろと考えてしまうものです。

 確かにストロークも大事なのですが、そういうチェックポイントを考えるのは練習でやるべきことで、ラウンド中は考えないほうがいいのです。考えれば考えるほど体は固まるし、どんどん動きがぎこちなくなってきます。なにより、一番大事なカップに対する意識が薄くなっていきます。

 ストロークが気になるあまり、ついついアマチュアがやってしまうことが「テークバックでパターヘッドを目で追ってしまう」ことなんです。

(左)テークバックでも目線はボールに向いたまま。(右)テークバックで目線や頭がパターヘッドの方を向いてしまってはダメ。

ストロークと距離感をイメージしたら時間をかけずに

 とはいえ、やはりストロークって気になりますよね。距離感も合わせないといけませんから。ですから、アドレスに入る前にしっかりとストロークや距離感を確認しておくことが大事なのです。

 距離に合わせたパッティングの強さをイメージして素振りをして、そのイメージのままアドレスに入るわけですが、アドレスからストロークするまでにあまり時間をかけないことも大事です。ここでモジモジしたり、ストロークのことを考えてしまって固まってしまうと、せっかく出したイメージが台無しになってしまいます。

 プロコーチとして多くのプロ選手を指導している石井 忍プロは、「アドレスをして目標を確認したあとに、ボールに目を戻したら3秒以内で始動」と言っています。ちなみに、現在ブレイク中の金谷拓実プロは、2秒くらいで打っているそうです。

 しっかりイメージさえ出来ていれば、あとはストロークをするだけです。ここで大事なのが目でヘッドを追わないこと。目線が動くことで、ストロークが不安定になるし、インパクトでも芯に当たる確率が低くなります。ストロークと距離感のイメージは出ているわけですから、ヘッドの動きは気にせずにテークバックしましょう。

渋野日向子プロも実践!目線の動きを矯正するドリル

 ここで、パターヘッドを目で追ってしまうのを矯正するドリルを紹介します。

 実は筆者も無意識のうちにパターヘッドを目で追っていました。それを矯正するためのドリルが、ボールに点を書くこと。

ボールに点やマークを書きましょう。

 書いた点を上に向けてセットアップし、点を見たままでストロークします。そうすることで、テークバックではヘッドを目で追うことはなくなるし、インパクトでのヘッドアップもしなくなります。

 これは、渋野日向子プロも取り組んでいたドリルなんです。やってみると、いかにストローク中に目線が動いていたかが分かります。

ボールに書いた点を上に向けて置き、その点を見たままパットしましょう。

 筆者の場合、ヘッドを目で追わなくなってから、ショートパットの入る確率が上がりました。なにより、スムーズにストロークできるようになった気がします。

 ほんのちょっとしたことですが、目線に気をつけるだけで、筆者のようにパットの精度があがる人もいると思います。ぜひ皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。

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