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- イ・ボミは引退したキム・ハヌルが少し羨ましい? 「私は現役でもう少しがんばります!」
「イ・ボミの“チンチャそれ!” 」Vol.3。日本女子ツアー参戦から11年目を迎えたイ・ボミ選手。2015、16年には2年連続で賞金女王となり、今も多くのファンから愛されている彼女が、現在の心境を本音で語る連載です。(構成:キム・ミョンウ)
キム・ハヌルに日本ツアー参戦を勧めた思い出
先週の試合(NOBUTA GROUP マスターズGCレディース)寂しい出来事がありました。親友の(キム・)ハヌルの引退です。

同い年の友達のゴルファーの中では初めて引退する選手だったので、もっと寂しい気持ちになりました。いつかこういう日が来るのはわかっていても、いざ現実になるとすごく悲しいです。
ハヌルとはジュニアの頃から知り合いましたが、本当に仲良くなったのはプロになってからです。韓国ツアーではお互いに切磋琢磨するライバルでもありましたが、私が日本ツアーに行ったあと、ゴルフをするうえですごく環境が良かったので、ハヌルにも日本ツアーに来るように勧めたのがつい最近の事のようです。
ハヌルは日本に来て7年目ですが、韓国でのプロ生活を合わせると15年もツアーで戦ってきました。韓国では2年連続で賞金女王になり、日本では6勝! そのうち2勝はメジャーでの優勝ですから、日本にはいい思い出がたくさんあると思います。
コロナ禍でコンディションの調整が難しくなったここ1~2年は、ハヌルも私も結果を出すのに苦労していましたが、そんな中でもたまの休日には2人で過ごす日も増えたりして、いつまでもいてほしい存在でした。まだ日本ツアーでも十分やっていける力はある選手なので、現役から離れるのはもったいないと伝えたりもしました。
ただやはり、本人の意思は固かったです。それだけコロナ禍でツアー戦い続けるのは難しいとすごく理解できます。
「ハヌルは見ていて気持ちよくなる選手」(イ・ボミ)
私はゴルフを始めた頃からハヌルのことが羨ましかったです。身長が大きくて、スイングは綺麗。フェードをすごくうまく打つ選手で、プレーだけでなく見た目も華やかで多くの人から愛され、見ていて気持ちがよくなる選手でした。

特に先週の試合での引退セレモニーでは日本と韓国の選手たちに囲まれて祝福されている姿を見ると、本当にみんなから愛されていたんだなー、と改めて感じました。そんなハヌルが少し羨ましかったりして(笑)。
でもみんなと別れを惜しんで抱き合い涙を流す姿を見て切ない気持ちになりました。もうこの先一緒にプレーできないと思うとやっぱり悲しい……。私もハヌルと抱き合ったときは涙が止まりませんでした。
でも本当に最後の最後に良かったことは、2人で予選を通過して決勝ラウンドまで戦えたこと。結果はともかく、同じ場所で一緒にプレーを終えることができたことは一生忘れることはありません。
韓国に帰ったハヌルとはもちろんこれからも会う機会はありますし、互いに職場は変わりますが、第2の人生をこれからも応援していきたいです。私もハヌルから背中を押されたので、現役プロゴルファーとして日本でもう少しがんばってみます!
【プロフィール】
イ・ボミ/1988年生まれ、韓国出身。2010年に韓国女子ツアー賞金女王となり、11年から日本ツアーに参戦。15年に7勝、16年は5勝して2年連続で賞金女王となる。ツアー通算21勝。2019年12月に俳優イ・ワン氏と結婚。愛称は“スマイル・キャンディ”。延田グループ所属
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