インスタフォロワーは約36万人でゴルフ番組のレギュラーも
“セクシークイーン”として日本女子ツアーでも人気選手となった韓国女子プロゴルファーと言えばアン・シネですが、その次のポジションを担うと取り上げられていたのが“次世代セクシークイーン”ユ・ヒョンジュです。

2018年の日本女子ツアーのファイナルQTにも出場して59位となり、19年にヤマハレディースオープン葛城に主催者推薦で出場して日本デビューを果たしています。
現在は韓国ツアーが主戦場で、20年シーズンはKLPGAツアー(韓国女子1部ツアー)出場権を持つシード選手だったことから、毎試合、カメラマンがその姿を追うほどの注目ぶり。172センチの長身を生かしたドライバーショットを武器に、タイトなウエアの着こなしと気さくなメディア対応が話題になり、ネットニュースを賑わせていました。ただ、賞金ランキング109位と成績は振るわず、21年シーズンは2部のドリームツアーを中心に戦いました。
それでも各大会を主催するスポンサーからは人気で、昨年は主催者推薦で1部ツアーに規定内で最大の4試合も出場しています。今季も2部での戦いが中心になりますが、1部にも推薦枠から出場するでしょう。
ちなみにプロになってからはまだ未勝利のユ・ヒョンジュですが、韓国女子ツアーでの注目度の高さとゴルフ界への影響力は群を抜いています。
インスタグラムのフォロワーは約36万人とプロゴルファーの中では屈指の人気で、去年7月からスタートしたゴルフ番組に韓国の有名俳優やプロ野球・元巨人のイ・スンヨプと共にレギュラーで出演中です。番組のゲストとして、イ・ボミをはじめ韓国で活動中の格闘家・秋山成勲、最近では引退したばかりのキム・ハヌルが登場し、ラウンド勝負を繰り広げました。
ウエストラインが強調された白のロングダウンベストが大反響

豪華ゲストの登場で番組の視聴率が上がるのと同時に注目されているのが、ユ・ヒョンジュが着るウエアです。
経済紙「韓国経済」は「ユ・ヒョンジュがゴルフ番組に出演し、着用するウエアが爆発的な人気を得ている。特に最近出演した回で着ていた『テーラーメイドアパレル』のロングダウンベストが人気だ」と報じています。
テーラーメイドアパレルを扱う韓国の大手ショッピングサイトは「放送後にはこの商品に関する問い合わせが殺到しています」と明かしており、その理由については「冬のプレーの際に体温をしっかりと守りながらもスイングがしやすいだけでなく、ウエストラインが強調されてスリムに見えること」と語っています。
特にモデル体型のユ・ヒョンジュの着用によって、機能性に加えて高級感のある商品にも見えます。近年、韓国でもゴルフ人口が急増しているといいますが、中でも20~30代のゴルフ女子に売れているのでしょう。
韓国の冬は寒さが厳しいことで知られていますが、それでもオシャレにゴルフを楽しみたいゴルフ女子にとって、保温効果が高いながらも着ぶくれして見えずフェミニンなラインを保てるウエアは必須。
“カッコよさ”が前面に出たユ・ヒョンジュは、今や“セクシー”だけではない“ファッションリーダー”的存在になりつつあるようです。