- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- コラム
- 曜日によって全然違う!? 試合中のツアープロは何時間ぐらいゴルフ場にいるの?
試合が始まれば、火曜日から日曜日まで毎日のようにゴルフ場へ通うツアープロ。コースへ行けば、練習やラウンドなどでずっといるイメージが強い。果たして、ゴルフ場には一日何時間ぐらい滞在しているのだろうか。また、曜日によってコースに滞在する時間は変わるのだろうか。
サスペンデッドになったときは滞在時間12時間超えも!?
ゴルフトーナメントを観戦した際、選手はどれぐらいの時間、ゴルフ場に滞在するものかと考えたことはないだろうか。確かにゴルフは他のスポーツよりも競技時間が長いため、どうしてもゴルフ場にいる時間が長くなりがちだ。
単純に18ホールのラウンドに費やす時間は4時間ぐらいだが、練習時間を含めると最低でも6時間はいるように感じる。
通常、男子のトーナメントや女子の4日間大会では、予選ラウンドが午前スタートと午後スタートに分かれることが多い。初日が午前スタートなら2日目が午後スタートになる仕組みだが、スタート時間に関わらず。選手は2時間前にコース入りすることが多い。
食事をしてストレッチで体を解した後、スタート1時間前ぐらいからドライビングレンジでボールを打ち、最後に練習グリーンでボールを転がしてからスタートするというパターンだ。
そこにアプローチやバンカーの練習を入れる選手もいるが、練習の開始時間はさほど変わらない。むしろ、ホテルで朝食やストレッチを済ませた選手のほうが、コース入りする時間は多少遅くなる。それでも1時間前には練習できる状態にあるようだ。
なお、女子の3日間大会だと、初日、2日目が予選ラウンドになるが、この場合ハーフターンでの待ち時間が意外に長い。そのぶん、18ホールを消化する時間も長くなる。
ラウンド後は、食事休憩を挟む、挟まないは選手によるが、再びドライビングレンジやアプローチ練習場、パッティンググリーンで練習する。スタート前と違い、ラウンド後の練習時間は本当にまちまちだ。徹底的に打ち込むタイプもいれば、さらっと軽く打って終わりのタイプもいる。ボールを1球も打たずに、早々とコースを後にする選手もたまにいる。
球打ちに時間を費やしたかと思えば、パッティンググリーンでも長居する選手は少なくない。よくカップに何球続けて入るまで帰らないという話を聞くと思うが、そういう選手は結構多いのだ。
ただ、選手同士でその日のラウンドについて話し込んだりするなど、全体的にリラックスしたムードが流れているのは間違いない。
結局、長い選手になると、8~9時間はゴルフ場にいる計算になるのではないか。もちろん、例外もあり、悪天候でスタートが遅れたうえに、再開してサスペンデッドになった場合、選手によっては12時間以上コースにいることもある。
プロアマ戦に出場するとしないとでは滞在時間が大きく変わる
ある意味本戦よりも長くゴルフ場にいるのはプロアマ戦に出場したときだろう。大会スポンサーの招待客であるアマチュア3人とラウンドするのだが、アドバイスしたり、会話を楽しんだりするため、どうしても時間がかかる。
朝の8時ぐらいにスタートして、ホールアウトするのが早くても13時、遅ければ14時ということも珍しくない。その後、表彰式に参加して1時間ほど歓談してから、ドライビングレンジやパッティンググリーンに向かう。選手によっては暗くなるまで練習するので、滞在時間は自然と長くなる。
逆に、トーナメント期間中で最も滞在時間が短いのは練習日だろう。朝からコースへくる選手ばかりでなく、昼過ぎにくる選手もいる。18ホール回ることもあれば、9ホールで済ませたりと、何の制約もないため、選手が自分の好きなようにスケジューリングできる。
ただ、クラブの調整はもちろん、新しいクラブを試したり、調子の悪い選手は打ち込んだりと、意外とやるべきことが多いので、長くいる選手は他の曜日と変わらなかったりもする。
また、プロアマ戦がある曜日でも、出場しない選手はかなり滞在時間が短くなる。練習場へ来るのもプロアマ戦に出る選手が全てスタートし終えた後だし、練習ラウンドできる人数も限られており、しかも9ホールしかできないからだ。
コースにいる時間と強さがどこまで比例するかは分からないが、強い選手ほど練習に費やす時間が長く、それに伴う体力があることだけは確かだろう。
最新の記事
pick up
-
「国産カーボンフェース」がついに発売! ヤマハの新作「インプレス・ドライブスター」ドライバー、FW、UT、アイアンを試打検証<PR>
-
「高反発エリア拡大でさらなる“飛び”を実現」 ミズノの新アイアン「JPX925」<PR>
-
アマチュアが打っても激スピン! フォーティーン「FRZ」を使ってギア好きゴルファー3人がスピン勝負してみた<PR>
-
キヤノンがゴルフを変える! プロゴルファー森田理香子が実践する“撮影機能付きレーザー距離計”「PowerShot GOLF」を徹底解剖<PR>
-
【連載コラム】フィッティングとレッスンの融合で上達! フォーティーンの新サービスを人気ゴルフYouTuberが体験<PR>
ranking