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- 日本勢17人の前に立ちはだかる“今季6勝”の韓国勢 「全英女子」で再燃する日韓対決
今季メジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」が30日に開幕します。大会連覇を狙う山下美夢有(やました・みゆう)ら日本勢17人が出場する一方、前哨戦を制した韓国勢も好調を維持。今季6勝を挙げる韓国勢と日本勢による注目の戦いが幕を開けます。
前哨戦を制した韓国勢 今季6勝の勢いで最終メジャーへ
◆米国女子
AIG女子オープン(全英女子) 7月30日~8月2日 ロイヤルリザム&セントアンズGC(イングランド) 6585ヤード・パー72
米女子ゴルフの今季メジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」が7月30日に開幕する。その前週に行われた「ISPS HANDAスコットランド女子オープン」では、韓国のジェニー・シンが約10年ぶりとなる米ツアー優勝を飾り、キム・アリムが2位に入り、韓国勢がワンツーフィニッシュを決めた。
一方、日本勢も山下美夢有が5位タイ、原英莉花が8位タイ、岩井明愛が11位タイと上位でフィニッシュ。本番へ向けて順調な調整ぶりを印象づけたものの、前哨戦では韓国勢が勢いを示す結果となった。

優勝したジェニー・シンは、強風が吹くリンクスコースで安定したショットと粘り強いコースマネジメントを披露。2位のキム・アリムも4日間を通して安定したプレーを見せ、優勝候補の一人として注目を集めている。
韓国勢は全英開幕前時点で、今季の米ツアー6勝をマークしている。イ・ミヒャンが「ブルーベイLPGA」、キム・ヒョージュが「ファウンダーズカップ」と「フォード選手権」、ユ・ヘランが「KPMG全米女子プロ選手権」と「アムンディ・エビアン選手権」を制し、今回ジェニー・シンがスコットランド女子オープンを制覇した。
韓国メディア「ニュース1」は「3大会連続優勝を2度達成する形で6勝を積み重ね、シーズン最後のメジャーであるAIG女子オープンへの期待を高めた」と報じており、韓国国内でも期待が高まっている。
大会連覇を狙う日本勢17人 メジャー最終戦で日韓対決
それに対する存在となるのが日本勢だ。今大会には17人の日本選手が出場予定で、今季も有力な勢力の一つとなる。
昨年大会を制した山下は、スコットランド女子オープンでも5位タイと安定したプレーを披露。リンクス特有の風や硬いグリーンにも対応し、本番へ向けて好材料を得た。さらに原英莉花、岩井明愛も上位で戦い、難コースへの適応力を示している。
今大会には山下のほか、古江彩佳、西郷真央、竹田麗央、岩井千怜、渋野日向子ら実力者が顔をそろえる。昨年の山下、2019年の渋野と、日本勢は近年この大会で優勝を果たしており、「リンクスコースは日本勢が苦手」との見方は薄れつつある。
全英女子は飛距離だけで勝てる大会ではない。風向きによって難易度が大きく変わり、低い球を打ち分ける技術や、ボギーでしのぐ判断力が求められる。その意味では、経験豊富な韓国勢と、近年メジャーで実績を積み重ねてきた日本勢、それぞれの持ち味が試される舞台となる。
近年は日本勢が米ツアーやメジャーで存在感を高めており、「アジア女子ゴルフの主役」は韓国から日本へ移りつつあるとの見方も出ている。一方で、その日本勢の前に立ちはだかるように、韓国勢は前哨戦でワンツーフィニッシュを決め、改めて存在感を示した。
日本勢の大会連覇か、それとも韓国勢の復調か。スコットランド女子オープンで見えた両国の充実ぶりを踏まえれば、今年の全英女子はメジャータイトル争いだけでなく、日韓女子ゴルフの現在地を映す4日間となりそうだ。
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