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- ゴルフ発祥の地、スコットランドの「リンクスコース」ってよく聞くけど、どんなコースか言える?
ゴルフ発祥の地であるスコットランドでは「リンクス」と呼ばれるコースでプレーが楽しまれています。「リンクス」とはどのようなゴルフ場を指すのでしょうか。
海岸の砂地に出来た自然の地形を生かしたコース
ゴルフコースの設計は、もともとの地形や環境をできるだけ生かして行われるのが理想とされています。

そうした自然の地形を生かしたコースの代表格が英国のスコットランドに多く存在する「リンクス」と呼ばれるゴルフ場です。リンクスという言葉はなんとなく聞いたことはあるが、どのようなコースか明確には説明できないという人も多いかもしれません。
リンクスコースとは具体的にどのようなコースをさし、日本には存在するのでしょうか。
まず、リンクスとは、海沿いに位置し、前述した通り自然の地形を利用した平たく砂地の多いゴルフ場を指します。最古のメジャートーナメントである全英オープンはリンクスコースを舞台に開催され、第150回の記念大会である今年の開催コースは「セントアンドリュース・オールドコース」となっています。
また、他の特徴として、小さく深いバンカー(ポットバンカー)が多く配置されている、砂地を利用した自然地形なので小川(クリーク)は流れていても大きな池は存在しない、フェアウェイが非常に硬いなどが挙げられます。
また、海岸の砂地に自生した芝生の上をゴルフ場にしたので、高い木は生えていません。そのため、林でセパレートされたコースはリンクスとは言えません。また、本来は砂丘の地形を生かしているので、シーサイドであっても崖の上に造られたようなコースも本来の意味でのリンクスとは言えません。
このように、いくつかの定義を満たしている必要があり、海沿いの地形を利用したコースというだけではリンクスとはみなされないことが一般的です。
リンクスコースでは、コースの随所に無数のバンカーが存在しており、深くて小さいものが多いので、一度ボールが入ってしまうと脱出することが難しいのが特徴です。そのため、バンカーを苦手とするゴルファーにとってはかなり難しいコースの一つと言えます。
他にも、リンクスコースは海沿いに位置しているうえ、高い木も生えていないため、強風が吹くことがほとんどです。一般的なゴルフコースよりも、風を読んでショットする技術が求められます。
日本には厳密な意味でのリンクスコースは存在しない
では、日本にもリンクスコースは存在するのでしょうか?
ゴルフ場のコンサルティングを行う株式会社TPC代表取締役の飯島氏は、日本にはリンクスの基準を満たしたゴルフ場はほとんど存在しないと話します。
「本場スコットランドに存在するようなロケーションのリンクスコースは、日本にはほぼ存在しません。それには日本の開発規制が関係しています。日本にもリンクスと名称がつくゴルフ場がありますが、これは人工的にリンクスを模したコースとなります」
例えば、若洲ゴルフリンクスの場合は、海とコースの間に林がありますが、本場のリンクスは違います。
しかし、日本のリンクスコースでも本場リンクスの雰囲気は味わうことができます。前出の飯島氏は、リンクスコースの魅力について以下のように話します。
「『風はゴルフにおける財産だ』という名言があります。これは、名設計家のチャールズ・マクドナルドの言葉で、さまざまな風が吹くことによって、ひとつのホールでもいくつもの姿を見せるからという意味だそうです。リンクスコースでは、重たい海風が吹き荒れます。風によって、番手を1番手上げたり2番手上げたりと、自然と自分の対峙を楽しみながらのエキサイティングなゴルフが楽しめるのがリンクスコースの魅力といえます」
一般的に日本のプレーヤーは、快晴で無風な状態をゴルフ日和とする人が多いです。
なお、ゴルフ発祥の地とされるスコットランドでは、ゴルフコース全般をリンクスと呼んでいるそうです。スコットランドでは、無風状態はゴルフに適した気候とはされておらず、コンディションが悪い中で行うプレーこそ、面白味があると考えられています。そのため、雨や風、雪といった自然と共存しながらゴルフをプレーすることができるリンクスが本来のゴルフコースとして受け入れられています。
このように、リンクスとは、自然と対峙しながらプレーするゴルフ本来の楽しみ方ができるコースなのです。いつかはスコットランドでプレーしたいものですね。
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