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- 金田久美子が馬場咲希と10年ぶりの再会で感じた「咲希ちゃんが好かれる理由」
女子プロゴルファーの金田久美子こと“キンクミ”。派手なファッションから“ギャルファー”と呼ばれますが、その外見からは想像もできないほどゴルフにストイックです。そんな彼女の連載「キンクミの#熟女じゃねぇし!」。幼少期やツアーの話、プライベートまでさまざまなテーマで本音を語ります!(構成:キム・ミョンウ)
ジュニアレッスン会に来ていた馬場咲希
今、女子のアマチュア選手の中で一番注目されている馬場咲希ちゃんのことについて、お話したいと思います。
全米女子アマで優勝した咲希ちゃんには本当に驚きました。というのも、私が咲希ちゃんに初めて出会ったのは、約10年前のことです。私が20代前半の頃、東京で20~30人くらいのジュニアレッスン会に参加したのですが、そこに小学生の咲希ちゃんが来ていたんです。
ちょうど今年の「ヤマハレディースオープン葛城」に咲希ちゃんが推薦で試合に出ていたんですが、私が練習していたら、お父さんと一緒にあいさつしに来てくれたんです。
「実はジュニアレッスン会でお会いして……」と話してくれて、私と一緒に撮った写真も見せてくれました。それで、「あー、そういえば!」って思い出したのですが、10年ぶりにこういう形で会って、私のことも覚えていてくれて本当にうれしかったです。
とにかく人懐っこくてその場を明るくできる子
再会した時の第一印象は、まずは「大きい!」っていうのと、とても人懐っこい子。初めての人ともよくしゃべるタイプだと思うので、たくさんの人から好かれているのがよく分かります。
私は人見知りするタイプなのですが、久しぶりに会った時も咲希ちゃんから話してくれて、その場をとても明るくできる子なんだなって思いました。
これからプロテストや実際にプロの世界に足を踏み入れることになりますが、結果がついてくれば、可愛さもあるのでもっと人気が出ると思います。スター性のある選手だと感じました。
でも何よりも咲希ちゃんとの出会いから、プロゴルファーになった自分がジュニアゴルファーに夢を与える役割って、本当に大事なことなんだと改めて感じました。
こんな私でも熱烈なファンがいて、プレーを楽しみにしてくれている若い選手もいるわけですから、恥ずかしい姿は見せられない。これから厳しいプロの世界で戦い、努力する姿を見せていきたいです。
金田 久美子(かねだ・くみこ)
1989年生まれ、愛知県名古屋市出身。3歳からゴルフを始め、8歳の時には世界ジュニア選手権で優勝。タイガー・ウッズに並ぶ記録で“天才少女”として注目を浴びる。アマチュアとして出場した2002年のリゾートトラストレディスで、12歳9カ月での最年少予選通過記録を樹立。08年のプロテスト初挑戦は1打足りずに不合格も、同年のファイナルQTをトップ通過してツアー出場権を得る。プロ3年目のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。愛称は“キンクミ”。その風貌から“ギャルファー”の異名を取った。スタンレー電気所属。
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