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- 基本だけど難しい“真っすぐ構える” 元賞金王・藤田寛之が教えてくれた単純明快な答えとは?
さまざまな媒体に載っているレッスンでよく目にする“スクエアなインパクト”という言葉。“真っすぐ”とか“直角”という意味だろうと漠然と思っていますが、実際にはどうやったら実現できるか分かりません。名手・藤田寛之に聞くと単純明快な答えが返ってきました。
すべての番手を“ロフト0度”とイメージして構える
誰もが憧れる飛んで曲がらない球を打つには“スクエアなインパクト”が必要になります。レッスンにおいても、ギアにおいても頻繁に使われるこの“スクエア”というワード。スクエアなインパクトを直訳すれば“直角のインパクト”となりますが、それを実現するには何を意識すればいいのでしょうか。

2023年はシニア、レギュラー、ABEMAと3つのツアーに参戦を予定しているレギュラー18勝、シニア2勝のレジェンド・藤田寛之は、意識すべき“2つの面”があると言います。
「ゴルフにはフェース面の他に、もう一つ大切な面があります。フェース面はクラブそのものの見え方や構えやすさを左右しますが、実際にスイングをするときに大切になってくるのは、もう一つの面です。それはクラブのリーディングエッジから地面に対して垂直に伸ばした仮想の面です」
アドレスの際、スタンスや肩のライン、腰のラインをできる限りターゲットに対してスクエアにセットすることが精度の高いショットにつながりますが、藤田はそれをフェース面で合わせようとすると狂いが生じやすいと言います。
「実際のフェース面を基準にすると、(フェースの形やロフトが違うため)厳密に言えばパターを含めて14通りの構え方が存在することになり、スイングも14通り必要になるということになります。それでは精度の高いショットを打つのは難しいですよね」
「対して、番手に関係なくリーディングエッジから垂直に伸びた面を想定すれば、クラブのロフトや形状に左右されることなくボールに対してスクエアにクラブをセットすることができます。スイングイメージも、基本的にすべてのクラブで同じになりやすいんです」
いわば、藤田はすべてのクラブを“ロフト0度”とイメージしてアドレスしているわけです。確かにそのほうが圧倒的に目標に合わせやすそうですし、ロフトやヘッド形状によって感じる“構えにくさ”を軽減できそうです。
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