大叩きでやる気が失せるアマチュアは参考にすべき! 鶴岡果恋の「気持ちを捨てない」メンタリティーとは?

首位でスタートしたが思うようなプレーができず初優勝を逃す。こんなケースは多々あるけれど、その原因の一端を鶴岡果恋プロのケースで紹介しましょう。

「何かひとつでも得てやる」という気持ちをもってプレーする

「重田コーチ、私はぜったいやめないから。初日に85打っても、途中でやめたりしないから。見ててください」

「果恋が前にこういってきて、それを聞いてこいつすげぇなって思ったんだよね」

 こう切り出したのは関東ゴルフ連盟チームKGAジュニア技術担当コーチをつとめるとともに、若手女子プロの鶴岡果恋、澁澤莉絵留のコーチでもある重田栄作プロ。

鶴岡果恋とキャディーを務めた重田栄作コーチ 写真:Getty Images
鶴岡果恋とキャディーを務めた重田栄作コーチ 写真:Getty Images

「うまくいかなくて、叩いちゃったりすると、やめちゃうこともあるんですよね。『あれ、なんか腰痛いなぁ』とか言って。年間平均ストロークのスタッツとかあるので、大叩きしちゃうと数字が悪くなるじゃないですか、だからやめるかと……」

「でも果恋はどんなことがあってもやめない、最後までやるって。途中でやめるような自分が嫌いなんだっていいました。それを聞いて、『すごいなぁ。ありがとう、勉強になったよ』って言っちゃいましたよ、俺」

「うまくいかなくて諦めたくなるときもあるし、もうやめようと思ったりすることもあります。でも、どんなに悪くてもグッと堪えて諦めない。とにかく1ストロークでもいいから縮める気持ちでプレーするしかないんですよね。こういうことってゴルフだけじゃなくて、すべてにあてはまると思うんですけど」

「こういう気持ちってプロだけじゃなくて、月イチのアマチュアゴルファーでも同じ。ぜんぜんうまくいかなくて、トリ、トリ、トリでターキーとかになっちゃうと、投げやりな気持ちになったりするでしょ、普通は。でもね、そこで気持ちを捨てないで『何かひとつくらいは得てやろう』と」

「いい意味での諦めの悪さが、これから先のプレー、スコアに必ずつながってきます。だからアマチュアの人にも、果恋のこういう芯の強さみたいなところを学んでほしいって言ったらちょっとおこがましいけど、参考にして欲しいですね」

最終日は別のコースでプレーしているかのように状況が一変
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