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- ダウンスイングで右手の向きを変えるだけ! 現代ドライバーで多発するプッシュアウトの原因と改善策
ドライバーショットのミスといえば昔はスライスが相場でした。ところが今ではプッシュアウトの傾向が強くなっています。その理由に高慣性モーメント(MOI)化したドライバーの影響を挙げる声があります。しかし、インドアゴルフレンジKz亀戸店の筒康博ヘッドコーチは、向上したヘッド性能や特性をうまく使ってあげれば、ナイスショットできるといいます。
プッシュアウトが増えたのは高MOIだけが原因ではない
寛容性と直進性に優れ、ミスヒット時にもブレない性能を持った高慣性モーメント(MOI)ヘッドのドライバーが主流になっています。しかし一方で、そのヘッド特性ゆえにプッシュアウトしやすくなっているという声も一部で聞かれます。

プッシュアウトのミスは、フェースが開いたままインパクトしてしまうのが主な原因です。そもそも上下左右にヘッドが回転しづらい特性のある高MOIヘッドを、ゴルファー自らがバックスイングでフェースを開いてしまえば、ダウンスイングでフェースが開いたままになってプッシュアウトが出るのも当然です。
高MOIヘッドの特性に逆らわずにバックスイングすれば、始動後しばらくはフェース面がボールと正対するように動き、トップでは「斜め45度」より若干上向きになるはずです。
プッシュアウトの原因を高MOIヘッドのせいにする論調では、ダウンスイングからインパクトにかけてフェースターンがしづらいことを理由にしています。しかし考えてみれば、バックスイングも同様にフェースターンがしづらいはず。論調では、この事実を完全に無視しています。

加えて、ルールで上限を示してまで高MOIヘッドを制限するのは、ギア効果によるサイドスピンが減ることで曲がりが少なくなるため。昔はスライスが大半だったミスショットの傾向が、現代では右に真っすぐ飛んでいくプッシュアウトに移行しているのも証拠の一つでしょう。
ドローバイアス設計ならプッシュスライスは激減する
スライスを防ぐ有力な対策として、昔のドライバーはヘッドをフックフェースにして「フェースを閉じやすく」していました。ところが近年、弾道計測の進化によってインパクト時のアウトサイドイン軌道がスライスの主原因だと可視化されました。
そこで現代のドローバイアス機能を持ったヘッドの多くは、構えづらいフックフェースにするのではなく、インパクト時のアウトサイドイン軌道を軽減する重心設計を採用しています。
弾道はインパクト時のフェース向きによって概ね打ち出され、インパクト時のスイング軌道によって曲がる方向や幅が決まります。ヘッドの重心がヒール側にあれば、ボールの重心に対するヘッド重心がインサイドアウトになるためドローバイアス、つまりゴルファー自身のカット軌道を軽減することができるのです。
プッシュスライスの傾向が強い人はカット軌道にも原因があるので、高MOIかつドローバイアス性能のドライバーを使うことミスを軽減できます。
右手甲が見えるダウンスイングならプッシュアウト解消
今のドライバーには不満がないけれど、たまに振り遅れによるプッシュアウトが出てしまう傾向がある人ほど、フェースを閉じているつもりなのに実はフェースが開いている状態を作ってしまっています。

ダウンスイング以降のフェースの開きを少なくするコツはズバリ、「右手の向き」にあります。
右手1本でクラブを持ち、トップからダウンスイングにかけて後方にいる人にクラブを渡すような形にすると、自分の目には「右手の甲」が見えるようになります。
同時にシャフトが斜めになっていれば、カット軌道も同時に修正することができます。非常に簡単なので、ぜひ試してみて下さい。
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