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- 「プレーファスト」「時短」が叫ばれるゴルフ MLBのピッチクロックのような仕組みを導入できないの?
WBCで活躍した大谷翔平やダルビッシュ有らがプレーするメジャーリーグでは、今シーズンから「ピッチクロック」なるものが導入されました。ゴルフにおいても、プレー時間の長さやスロープレーは度々問題視されますが、メジャーリーグのピッチクロックのような仕組みを導入することはできないのでしょうか。“早打ち”で有名なツアープロ2人に意見を聞きました。
同組のプレーヤーが警告などを受けると同伴競技者にも影響

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)でも、スロープレー対策として2018年に各ストロークに使える時間を50秒から40秒に短縮するなど、常にスロープレーへの対策は施されています。遅延にはペナルティーが課せられますが、その前に警告が出されます。ティーショットを打った後に、その組の選手が小走りしている姿は、まれにですがトーナメントで見られます。
大谷はピッチクロックのようなものを導入した際に、ゴルフではこの警告がスイングに影響を与えるのではと言います。
「先ほども話したように自分自身は打つまでの時間が短くなっても問題ないですが、同組のプレーヤーが警告などを受けると、その組の選手全員が急がなければならなくなります。今までもそういうことはありますが、より時間が短く設定されると急がされるケースは増えると思うんです。そうなると、どれだけ自分が時間をかけないタイプでも気持ち的に早く打とうとしてしまう。リズムが崩れる可能性は大きいので、個人的に影響が出るとしたらそういう部分ですね」
人それぞれプレショットルーティンのやり方があり、アマチュアへのレッスンにおいてもルーティンを決めることは推奨されています。もしピッチクロックのようなものが導入されることになれば、それまでのルーティンを見直して、ルールに合わせたルーティンを作る必要が出てきますが、そこに着手しない限りは時短を実現するのは難しいのかもしれません。大谷が言うように、問題は打つまでの時間が短くなることよりも、そのルールをどう管理するかということなのかもしれません。
ゴルフのプレーに関する時間の規則はJGAでも規則5.6で1ストローク40秒以内に行うことを推奨しています。推奨という言葉が表しているように、自らが審判となり自らを裁くのがゴルフの基本です。プレーヤーごとに打つ時間を管理するのが難しいゴルフでは、時短を目指すにはやはり個々の意識が課題になるようです。
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