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すでに品薄! 20年前のヘッドサイズ 「バーナー ミニ ドライバー」はなぜ売れている? 「ステルス2」と試打比較
ゴルフライターの鶴原弘高が、メーカー各社の新製品を比較試打して性能を検証する定例企画。今回は、2023年の新作ミニドライバー「バーナー ミニ」と一般的なヘッドサイズと長さを備える「ステルス2 ドライバー」を打ち比べて弾道計測。テーラーメイドでは三代目となるミニドライバーの特性や存在意義、正しい使い方について考察します。
弾道計測しながら「バーナー ミニ」をインプレッション
■試打クラブのスペック:ロフト角11.5度。シャフトは標準採用「UST Mamiya PROFORCE 65 M40X JP」フレックスS

■ティーアップして「バーナー ミニ」を打ってみると:
ドライバーと同じようにティーアップしてアッパー軌道で打つと、まさにドライバーのような弾道で飛ばせました。筆者の場合は、打ち出し角14~15度、スピン量2300~2600ぐらい。ヘッド挙動はニュートラルでコントロールしやすく、どちらかいうと引っかけづらい性能です。一般的なドライバーよりも短いぶんミートさせやすく、そのおかげで球筋を操作しやすくも感じられます。
標準装着されているシャフト「UST Mamiya PROFORCE 65 M40X JP」は、中間から先が少しだけ動く中調子。シャフト全域がなだらかにしなるフィーリングもあり、先端はしっかりしているのでヘッド挙動を安定させやすい。万人受けしそうなしなり具合で、ドライバーのヘッドスピード43~45m/sの人ならこのまま使えそうです。標準採用だとあなどるなかれ、意外といいシャフトが装着されています。
■地面から「バーナー ミニ」を打ってみると:
ロフトが11.5度と13.5度をラインアップしているので、“直ドラ”に挑戦したくなる人もいるかもしれないということで、試してみました。
筆者はドライバーのヘッドスピードが45~46m/s、普段から弾道は高いほうですが、それでもロフト角11.5度だとボールが上がり切りません。13.5度のモデルに持ち替えて打ってみても、スピン量は3000回転を上回るものの、打ち出し角は9度ぐらい。一般的なドライバーで直ドラするよりは打ちやすいし、ライが良ければナイスショットも打てますが、現実的にコースで使える弾道とはいえないし、使える機会もほとんどなさそうです。
■比較対象として「ステルス2 ドライバー」を打ってみると:
試打ドライバーのロフト角は9度、シャフトは標準採用の「TENSEI RED TM50 (’22)」。クラブ長が45.75インチなので、当然のことながら「バーナー ミニ」よりもヘッドスピードが上がり、ボールスピードも上げやすいです。ただし、筆者の場合は「ステルス2 ドライバー」の標準仕様だとスピン量が多くなりすぎたせいもあり、思ったほど飛距離の差が出ていませんでした。決して「ステルス2 ドライバー」が飛ばないわけではなく、「バーナー ミニ」の飛距離性能が高いと評するべきでしょう。
「バーナー ミニ」は、多くの人にとって“短尺ドライバー”として使いやすいクラブ
ゴルフクラブの難易度は、クラブの長さに大きく影響されます。短ければ短いほど、うまく打ちやすくなるもの。たとえマッスルバックでも、ウェッジの長さなら誰でも問題なく打てます。ゴルフクラブとは、そういうものなのです。
ミニドライバーは、クラブ長が短くなっているのが大きなポイントで、このおかげで一般的な45インチ以上のドライバーよりも打ちやすく感じられます。ヘッド体積は300ccほどしかなくても、クラブが短いことによる当てやすさを享受できます。
3番ウッドと比べると、43.5インチの「バーナー ミニ」は少しだけ長いですが、ヘッドサイズは3番ウッドよりもずいぶん大きい。そのおかげで、ティーアップした際には3番ウッドよりもやさしく打つことができます。ただし、ディープフェースになっているので地面からではボールが上がりきりません。地面から打ち出し角を上げてキャリーで飛ばしたいなら、間違いなく現代的な飛ばせる3番ウッドのほうが有利です。
「バーナー ミニ」は、ヘッドサイズと長さのバランスが良く、ドライバーよりも打ちやすい短尺ドライバーとして扱いやすいところが何よりも魅力です。
試打・文/鶴原弘高
つるはら・ひろたか/1974年生まれ。大阪出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフクラブ関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。ギア好きゴルファーの会員制コミュニティサイト『3up CLUB』(https://3up.club/)では、配信される動画のキャスター兼編集長を務めている。Instagram :tsuruhara_hirotaka
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