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- ユーティリティはアイアン型とウッド型どっちがいい? プロに人気のスリクソン「ZX MkII」2機種で試打比較
アイアンでは打てない長い距離をやさしく打てる番手として、多くのゴルファーが使用しているユーティリティ。男子プロはアイアン型を好み、女子プロはウッド型を使う選手がほとんどだが、果たしてアマチュアはどちらを使うべきか。ゴルフライターの鶴原弘高が、メーカー各社の新製品を比較試打して性能を検証する定例企画「ギアくら―Gear Comparison club―」。今回は、スリクソンの2モデルを弾道計測しながら試打検証します。
ほぼ同じロフトでも、振り感とヘッド挙動には大きな違いがある

■「ZX MkII ユーティリティ」試打クラブのスペック:4番(23度)、N.S.PRO 950GH neo DST for HYBRID(フレックスS)
■「ZX MkII ハイブリッド」試打クラブのスペック:22番(22度)、Diamana ZX-II for UTILITY(フレックスS)
2モデルを打ち比べてみると
「ZX MkII ユーティリティ」の振り感は、同シリーズの「ZX5 MkII アイアン」に似ていて、極めてアイアンライクです。クロムバナジウム鋼のフェースは弾き感がありながら、ボールを押し込んで打てる感覚も得られます。スイング中にヘッドが重ったるく感じるようなことがなく、かといってヘッドが機敏に動きすぎることもありません。寛容性と操作性のバランスが良くて、とても打ちやすくて使いやすい。平たく言うと、比較的やさしく打てるタイプのアイアン型ユーティティです。
続けてウッド型「ZX MkII ハイブリッド」を打ってみると、あきらかに振り感が違います。ダウンスイング時にヘッドの重心が深いことが伝わってきますし、ヘッド自体がオートマチックに動こうとします。アイアン型と比べるとインパクトにかけてフェース面が立つように起きてこないので、払い打ちしやすいヘッド挙動ともいえます。ただし、しっかりと打ち込んでも使えるのが「ZX MkII ハイブリッド」の長所。自分からハンドファースト気味にフェース面を立ててボールをヒットしても、地面に当たったソールがきれいに抜けてくれます。このような使い方で打ち出し角を抑えつつ、スピンの効いた強い球を打つこともできます。
抑えた球で狙っていけるアイアン型と、高弾道でボールを止めやすいウッド型
どちらのモデルも非常に完成度が高いです。狙ったところに球を運ぶというアスリートブランドらしいクラブ性能を備えながら、適度な寛容性を持たせているところが秀逸です。
弾道計測してみると、ボールスピードが速く、スピン量が多く、高弾道で飛ばしやすいのはウッド型の「ZX MkII ハイブリッド」でした。それよりもスピン量と弾道が抑えられていて、球筋の操作をしやすいのがアイアン型「ZX MkII ユーティリティ」となります。
一般的なアマチュアゴルファーが使うことを考えると、やはりオススメはウッド型「ZX MkII ハイブリッド」です。スピンがしっかり入ってグリーンに止まる球を打ちやすく、アイアン型よりもオーマチックに打てるし、オフセンターヒット時の寛容性も高い。「ZX MkII ハイブリッド」は、払い打ちでもダウンブローでも使えるし、ウッド型のなかでは球筋の操作もしやすいタイプ。欠点を見つけるのが難しいぐらいのクラブです。
アイアン型の「ZX MkII ユーティリティ」は、自分で球の高さをしっかりと出すことができて、ナチュラルなスイングをした時に必要以上に球を上げたくない人、アゲンストの風のなかでの使いやすさを念頭に置きたい人に向いています。ヘッドのコントロール性能を優先する人にも「ZX MkII ユーティリティ」をオススメします。
試打・文/鶴原弘高
つるはら・ひろたか/1974年生まれ。大阪出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフクラブ関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。ギア好きゴルファーの会員制コミュニティサイト『3up CLUB』(https://3up.club/)では、配信される動画のキャスター兼編集長を務めている。Instagram :tsuruhara_hirotaka
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