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「今までのドライバーで一番操作性がある」20歳の神谷そらがヤマハの新作「RMX VD/M」で国内メジャー制覇
20歳のルーキー・神谷そら(かみや・そら)が日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯で初出場初優勝。今年4月のフジサンケイクラシックに続く2勝目となりましたが、日本女子プロ選手権では2024年モデルの新ドライバーを使っていたことが分かりました。
「狭いホールでも操作性がいいので、しっかり振り切れた」
国内女子ツアー公式戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で、20歳のルーキー神谷そらが初出場初優勝を遂げました。神谷が使っていたドライバーとアイアンは、最終日翌日の9月11日にヤマハから発表された2024年モデル。アイアンは4月のフジサンケイクラシックで優勝したときから使っていましたが、ドライバーは8月中旬の試合から使い始めたばかりです。
新ドライバーについて神谷そらは次のように話しています。
「感触はすごくいいです。安定感が増して操作性が良くなりました。狭いホールでも操作性がいいので、しっかり振り切れたと思います」
最新モデルの「RMX VD」には3モデルのヘッドがありますが、その中から「RMX VD/M」を選んだ理由についてはこう語ります。
「テスト段階から3モデルの中で一番構えやすいと思いました。打った感触も一番良くて、今までのドライバーで一番操作性があると思いました。私はドローヒッターなのですが、このドライバーは狙った通りのドローボールが出てくれました。ティーショットのイメージが湧きやすくなった印象です」
神谷そらが使っている「RMX VD/M」は、ソール部分にフェース・バック方向のスライドウエートが搭載されています。神谷そらは最もフェース側(LOW)に設定しています。今シーズンの神谷そらの平均飛距離259.69ヤードはツアーNo.1。ヘッドスピードも女子ツアーでトップクラスなので、打球の上がりすぎを抑えて飛距離を稼いでいるのでしょう。
一方、新アイアンについては次のような話をしていました。
「前のアイアンを5年くらい使っていて、なかなか新しいアイアンに替えられなかったのですが、このアイアンはテストしてすぐに替えられました。顔が小さめでラフからの抜けが良いところが気に入っています」
もう一つ、神谷が初優勝時から替えていたのがパター。実はそのとき使っていたのはエースパターではなかったようです。
「常にパターは2本持っていて、(初優勝した)フジサンケイはコーライグリーンなので、普段使っていないほうのパターを使いました。その後も2本を使いわけていたのですが、今週はエースパターのフェースだけ変えてもらいました。火曜日に届いたばかりなのですが、もともとの形がすごい好きで打感が柔らかくなったので、距離感が合うようになりました」
新ドライバーを使って平均飛距離はトップ、改良したエースパターでパッティングの調子も上向き。神谷そらの大活躍はまだまだ続きそうです。
2023 神谷そらの最新セッティング
1W:ヤマハ RMX VD/M(ロフト/10.5度 シャフト/ベンタス ブラック5-X)
3W:ヤマハ RMX VD(ロフト角/15度 シャフト/ベンタス ブラック5-X)
3U、4U:ヤマハ RMX VD(ロフト角/19度、22度 シャフト/ツアーAD DI85-S)
5I-PW:ヤマハ RMX VD/R(シャフト/N.S.プロモーダス105-S)
AW、GW、SW:キャロウェイ ジョーズフォージド(48度、54度、58度 シャフト/N.S.プロモーダス105-S)
パター:オデッセイ 2-BALL イレブン トリプルトラック プロト
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